「視聴者は不特定多数の一人にすぎない」に対して

 たいていの視聴者は複数推しだし、VTuber以外のエンタメもたくさん消費しているし、専業VTuberはあっても専らVTuberの推し事をしている人はいないから、ある意味、お互い様だと思う。

 加えて、「いちリスナーでも相手をしてもらえる」というのは個人Vを推す一つのメリットであることは間違いなくて、それは個人Vでも面白ければ伸びる可能性があるっていう状態の下地になっているわけで、

 よく「ある程度大きくなるとリスナーが離れる問題」とか言われるらしいけど、

「もう自分が推さなくても大丈夫」(=「また別の無名のVを推そう」)

 って感じで離れていく視聴者がいるからこそ、新しくデビューするVTuberは伸びることができる、という意味では、界隈にとっては必ずしもマイナスだけではないと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?