ESMO注目演題④ エンハーツネタ

ESMO注目演題 エンハーツネタで

https://x.com/to_be_elizabeth/status/1834597247599747439

https://x.com/SuyogCancer/status/1834602355863830552


脳転移があろうとなかろうと、エンハーツは変わらず効く。
今の一番効くといわれるツカチニブよりだいぶんいい


Xではスライド見つけられず。
唾液腺がんは色々やられているが、薬はイマイチ。
Her2は一定の頻度出ていて、一応標的療法がある。
(Her+DOC)それに対する既治療例でも
エンハーツが効く、という話。

正直なところ、パネル検査でHer2関連の
検査がヒットしたら組織型関係なくエンハーツ
使えるようにする時代が来てしかるべきとも思う。


上の記事でも出ていますが、エンハーツの欠点は
とにかくILDに尽きる。
この研究ではILDが11.2%に起こり、
とくに前にILDのある人はリスクが高い
(やめといたほうが良さそうなレベル)
喫煙もリスク高い
だいたい投与開始後2~3か月に発症。

リチャレンジもしたくなるが、再発率
42.9%ととお勧めできない数値。

https://x.com/Annals_Oncology/status/1834943934705070520

(ご本人のインタビュー)


オランザピン(ジプレキサ)で
エンハーツの吐き気が防げますよ~という
発表。from日本
この系統の精神科の薬すべてに言えるが
・食欲が上がる
・眠くなる
・DMには使えない
がDM以外の点は実はがん患者には
結構いい方向性で、それも評価ポイント。

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