お勉強70:術前化学免疫療法for肺がん


https://gantaisaku.net/?p=23946&fbclid=IwAR27EpKd9JpiBjylBsxUjXSgfzUMH3rqJ3WgL8JUeo3aY7bse8aLzgx2Wqo
https://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045(20)30453-8/fulltext

IIIA期術前にカルパク+ニボをやって手術、
術後一年ニボ維持というプロトコールで

大量の半分がmultiple N2という群。

人数は40人台と小規模だが、
手術検体のpCRが63%!!
2年のPFSが77.1%
と、すごい良好な成績。
ドライバー変異があるとやはり効いにくいよう。
それほどきつくない(と思われる)レジメンでこのpCR率は
かなり魅力的。実際pCRの症例はかなり予後が良いよう。
手術できそうなIII期はこっちに流れるか。

放射線治療医としてはこのネオアジュバント
レジメンにRT加えるとどうなるかは気になる。

PACIFIC2の結果がある程度代替の結果になるか?
でもここまでの結果は出ない気もする
(そもそもPACIFICの群はもっと状態の悪い群なので
  比較自体が難しい、というのもあるのでしょうけど)

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