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FF15感想文 オープンワールド最高

2016〜2017年はゲーム三昧で過ごしていました。FF15、トリコ、ゼルダ…どれもこれも名作揃いで、長年生きてきてここまで長期間遊んだのは初めてではなかろうか。


感触としては、3DSブームよりもっと遡ってプレステがこの世に登場した時のような、そんな感じです。

まず、十数年待ち続けてやっと発売してくれたFF15。

FFは基本ストーリーがKUSOなんですが、今回も例外なくKUSOです。笑 でもね、「ストーリーって要る?!」そんな領域に今回遂に踏み込みました。

ひとつは「オープンワールド」であること。
ひたすら世界が広がっている。ある程度道筋はあるけれど、何処に行こうと個人の自由。何をしようと個人の自由。どんな風に戦おうと全て自由。

そしてもつひとつは、謎の神システム「写真撮影(自撮り)」。
これはすごいです。プロンプトというカッキーが声を演じてるキャラクターがイケメン4人の旅の思い出として勝手に写真を撮影、そして撮ったやつを寝る前に見せてくれます。
もうね、考えた人を表彰したいレベルです。アップされる写真はどれもツッコミどころ満載で、毎回爆笑。そしてストーリー的にも大いに絡んでいる重大なシステム。オープンワールドにも感動したけど、その感動を伝えるためのツールとして最適どころか、やり過ぎてるように思うほどの代物。誰のアイデアなのか知りたい。そして直接お礼したい。笑 あ、そうそうスクリーンショットも撮れるようになってて、いつでもどんなシーンも基本的には撮影できるんですよ。やばすぎでしょう!!ゲームそっちのけで永遠に撮ってしまう…。シャレオツな料理、うまそうな料理をインスタにアップする感覚で写真を撮って遊べる。面白くない筈がないよ!

続きましては、「食事」。
はい、私が今回FF15でもっとも楽しんだ、イグニスがつくる料理と、世界各地にあるご当地限定メニューを食べまくるというお楽しみ要素。料理から感じ取ることができる「生きてる」感は、これまで「ゲームなんかやる時間あったらリアル世界で楽しんだ方がいい※」とずっーと言われ続けて来たことへのひとつの答えなんじゃないだろうか?モンハンの「肉焼き」でさえも飛び越えられなかった壁を見事越えましたね。なにせそれ※を論破できる要素がなかなか見当たらずいつも解答に困っていました。笑 ゲームって別に何かを犠牲にしてやってるわけではなくて、達成感だけのためにやっているわけでもない、なんとなくそういうことを主張したいんだけど、これといったものがなくて、「なんのためにやってんの?」に答えられるものをとうとう見つけたぞという感じです。

とにかく、全てがそこにある。あの世界に、無いものはない。むしろ、現実世界に無いものまである。(イケメン4人の旅とか………………)ストーリーは自分自身で紡ぎだして、その思い出に浸る。

このまま永遠に終わらなくていいんじゃないか。

そういう作品でした。

(2017/05/08の日記)

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