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呪術師な妻と髭ロン毛1

はじめに

まずはじめにいくつかの断りを入れておきたい。
と言うのは、この一見すると釣りのようなタイトルについてだ。

あなたが予想している通り、髭ロン毛とは僕のことだ。そして、髭ロン毛である僕の妻は呪術師だ。

「おいおい、呪術師って流行りの影響受けすぎやろ」とツッコミたい気持ちはわかる。だけど、マンガとは関係ない。妻はマンガが流行る前から呪術師だったし、彼女の呪術に領域展開みたいな技はないし、呪のような敵もいない。

また、僕自身、妻の行っている呪術師がなんなのか詳しく聞くような野暮もしないし、聞く必要もないと思っている。

なぜなら、彼女のクライアントで本気の人たちは、自分の人生を素晴らしいものに変えていってることを知ってるからだ。

僕自身も妻と出逢ってから四苦八苦はあれど、自分の人生が素晴らしいものなんだと気付き始めているから疑念を挟む余地もない。ちなみに、僕はダメ人間過ぎるから、変わるまでの時間が長過ぎて愛想を尽かされているような気もする…

何はともあれ最後に、僕は妻のことをブログなどでは、愛おし過ぎて女神ちゃんと呼ぶのであしからず。

隠れマザコン

男性にありがちだけど、結局マザコンな人は多い。それがあかんって話ではないけど、その事実を認められないのは良くない。と言っている僕は隠れマザコンだった。

ずーっと、『マザコンやない』と思って生きてたけど、自分の心を深掘りしたら、実はマザコンでした。って知って慄いた。

一人の女性を愛せる男だと思ってたのに、無意識に女性に対して母の影を追い求めてたようだが、そんなことは露ほども思ってなかったわけで、真実に気付いた時に慄くのもムリはないだろう。

もちろん、僕が隠れマザコンだったと気付かせてくれたのは女神ちゃんだった。

気付いた時は、本当に吐き気がした。まさか自分が異性に対してそんな風に思ってたとは、青天の霹靂だったし、悲しくもなった。

ただ、先ほども書いたけど、マザコンが悪いと言ってるわけじゃない。マザコンって言葉の印象はよくないけど、親を大切にすることや大切に思う気持ちは大事だ。

問題は、愛する人に重ねようとすることだ。なぜなら、その人は自分の母親ではない。あなたとも全く違う人生を歩んできた一人の女性だ。

つまり、その人の人格や生き方をそのまんま受け入れて、愛さなければいけない。にも関わらず、そこに自分のエゴを求めるんだから、それは相手の尊厳を奪おうとしていることにもなりかねないわけだ。

多分、僕のような隠れマザコンは、それを知らずに行っている。自分が隠れマザコンだと気付いたからと言って、すぐに直るわけでもないし、ふとした時には顔を出すから、厄介な歯痛みたいなもんだ。

だから、その都度、自分を見つめ直して、心と対話し、向き合って行かないといけない。

でも、そうやって自分と向き合う自問自答を繰り返していくことで、本当の意味で女神ちゃんを愛せる男になれるのなら、僕はそれをやり続ける。

できればすぐにそうなりたいんだが…

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