見出し画像

思い付きで富士の麓に行った日について

大体の場合、僕と女神ちゃん(妻)とのお出掛けはその時その時の思い付きにより行き先が決まる。

今日もそうだった。

そもそも休みの予定ではなく、自宅作業をするつもりだったけど、女神ちゃんが休みで、僕も土曜日まで仕事で、なんなら先月からほとんど休みがなかったから、そして天気も悪くなかったこともあったので、出掛けることにした。

ここからして思い付き。

で、行き先は特になく。山か海かみたいな感じで、「富士山観れてないし、富士山観たい」的なノリで一路静岡方面に向かうことに。

富士山が見えるとこまで走ろう的な。

道中で、小國神社ってとこに行ってみようとなったので静岡ICで高速を降り、小國神社へ。

行ってみると、写真で見たのよりも大きな敷地に観光名所的な場所で、御祭神が大国主命やからかどことなく出雲大社のような厳かな雰囲気のある神社で驚いた。

鳥居からのアプローチ、否、参道が林になってるのも神聖さを感じられて良し。

御朱印もちゃんと書いてくれる神社やったので嬉しかった。コロナどうこうでなくなった今でも書き置きしてる神社は、なんか神聖さを失してる気がするからね。

その後、富士山目指して、清水まで走ることに。

その道中で静岡浅間神社たるものがあるとのことで、そこにも寄ってみた。

改修で本殿は拝めなくて残念やったけど、こっちは煌びやかな、いわば東照宮的なノリの神社で、家康も祀られてたから然るべしってとこかな。

そこからいよいよ富士山が見える場所へ。

とりあえず富士市に行くことにしていざ。

予報では下り坂で、時間が経てば経つほどに見えなくなる可能性が高い上に、時刻も15時を回っていたから、とにかく時間との勝負。

と思ってたら、富士に向かう道中から富士山のてっぺん、つまり一番富士山と認識できる部分が雲の上から顔を出して見えた。

実に一年半ぶり。

この間、何度も富士山を観る機会はあったのに、ことごとく雲に邪魔されてきたから、なんとも感慨深い景色になった。

そして、ここからは勢い。

ナビの目的地を富士山にして、とにかくより富士山が大きく見える場所まで走ることにした。

途中に何度も富士山が見えて、その度にデカくなってるのは分かったけど、今自分たちがどこを走ってるのかは定かではない。

しまいには山道に入り、すでに富士山の麓にいたことを知る始末。

どうやらナビは五合目を指してたみたいだけど、時間的にも距離的にそこまで行くのは厳しかったので、道中にある駐車場で折り返すことに。

でも、その駐車場から見えた富士山は紅葉も相まってとてもキレかったし、なんとか見える時間に間に合って良かった。(写真がそれ)

まさか思い付きで富士山の二〜三合目辺りまで来ることになるとは思ってへんかったけど、とても思い出深い一日になった。

厄年の間は富士山もお目にかかれへんかと思ってたから、これでスッカリ厄も晴れたってことで、ここからの人生が楽しみで仕方ない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?