『それって本当?』は、人生を変える質問です。

子育て中、一日でも早く大人になってって
願っていた時期が長かったです。

出産後に甲状腺機能低下症や
両膝関節症になって体調がすぐれなくて
思うように身体が動かず
こんな状態じゃ子どもたちを
育て続けられないんじゃないか・・・
(当たり前のようにワンオペだったし、
自分も助けてって言えなかった・・・)
という不安が横切ったりして
いっぱいいっぱいになっていました。


夫は、
「大昔から女が子育てして来てるんだから
お前にできないはずがないだろう」って
言ってたな・・・。
これを私に対する絶大な信頼ととらえて
期待を裏切らないように
さらに自分にムチ打ってました。

冷静に考えたら
絶大な信頼というよりも
丸投げだったんじゃないかしら(笑)

でもほら、わたしも健氣な妻を演じて、
自分の居場所を確保しなきゃ
いけないって信じ込んでいたから
夜泣きしても夫を起こさないように
離れた部屋で一晩中抱っこしていたり、
子どもが熱を出した時、ワンオペだから
元氣な方の子も感染症の子が集まる
病院に連れて行かなきゃいけなくて
じっと待たせているのが心苦しかったな。

待合室には夫婦で1人の子どもさんを
連れて来ている方も多くて
雨の日とか泣きそうだった・・・。
本音が言えなかったわたしは
待合室のお父さんが増えているって
話しをしたけど
「そんなことするから、女がつけあがる」
「ひとりでできないって言うやつが増える」
と言われて、
あぁ、やっぱりこの人には頼めないんだな、
自分で頑張るしかないんだな、って
思っていました。

今なら分かるんですよね
これも、わたしの信念が反映しているだけなんですよ。
「どうせ男は酷いことしかしない」
「わたしの氣持ちなんて分かってもらえない」
と、思い込んでいるから
現実がきっちりその通りになってたんですね。

表面だけ、
男の人は優しい
わたしの氣持ちわかってくれる
ってアファメーションしたとしても
本心からそう思ってないから
下手固めというか
反対側へと突っ走ることになってしまって
さらにドツボにはまる
悲しいループにハマっちゃうんですね。


こんな時は、アファメーションするよりも
自分の氣持ちの奥の奥を段々降りながら
見ていった方がいいと思います。
なんてったって現実を創っているのは
自分の信念や思い込みなのですから。


自分の信念を振り返らない限り
あるものも見えなくなってしまうんです。
「ない」という思い込みが目隠ししちゃうから。

かの夫も子どもが高熱で痙攣を起こした時は
救急車に同乗してくれました。

協力してくれてることもあるのに
「たまたま居合わせただけだから」なんて
ことで片づけちゃう可能性があります。
「手伝ってくれるはずない」という思い込みに
反することは、ないことにして
脳が整合性を保とうとするから
記憶からも排除したりして
中立性や客観性を欠いた見方で
かなーーーーり偏っちゃってるんですね。

「ある」ことまで「ない」にして
「ほら、やっぱりない」って
悲しがったりしてるんですよね。

こんな時には、
『それって本当?』
という問いを自分に投げて
中立性や客観性を意識して
視点を上げて俯瞰して
自分から話してものごとを見てみることを
お勧めします。

ずっと「ない」地獄で過ごしたいなら
そのままでいいけれど
「ある」と共に生きたい方は
立ち止まって問うことをクセに
してみてね。

自分に問うためにも
1人の時間を作るのは大事ですね。
家族と一緒に暮らしていても
自分に集中する時間を意図的に
作ることを忘れずに。
トイレの中でもいいし、
子どもたちから眼が離せないなら
同じ部屋に居ながらにして
呼吸を深く大きくして
意識を自分に向けて
問いかけてみてください。



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