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こんにちは!
群馬・安中 アロマと加賀ゆびぬきの教室 虹の木です。

以前Instagramに投稿していた「おすすめさだまさしSong」シリーズをお届けしています。

第18回は、
「祈り」です。

収録アルバム:風のおもかげ(1983年)

これね、Instagramでは、長崎の原爆の日、8月9日の午前11時2分に投稿したんです。原爆投下時刻ですね。

ということで、改めて。
8月9日は長崎原爆忌です。
前回の「広島の空」の時にも書きましたが、さだまさしさんは、1987年から2006年まで、毎年8月6日に長崎で無料の野外コンサートを開催していました。

この野外コンサートのことを知ったのは、ファンになった年(1994年)でした。
毎回、多彩なゲストが出演して盛り上げていまして、私はテレビでコンサートの模様を放送しているのを見て、ビギンとか南こうせつさんとかが素敵な歌を披露していて感動していました。


この「祈り」は、長崎のこのコンサートの最後に出演者全員で歌う定番の曲となっています。

さださんの歌は普段は結構難しいのが多いんです(笑)。
「まほろば」とかは歌詞も難しいし、歌うのも難しそう。

でも、この「祈り」は内容もストレートですし、歌いやすいメロディーで、最後は「ラララ・・・」で会場の全員が大合唱することもできる構成になっています。


この町がかつて 燃え尽きたときに
私達は誓った 繰りかえすまじと
生命を心を 奪い去ってゆく
ちからも言い訳も総て許せない



歌い出しではありませんが、この歌に込められたメッセージがいちばん伝わる部分だと私は思っています。


夫も私もさだファンで、新婚旅行は当然のように長崎になりました。
当時は観光客で賑わっていて、中華街なんかも行きましたし、どこか洋風のイメージも漂う素敵な街でした。

あの戦争で大変な状況になっていたのが想像できないほどでしたが、実は浦上天主堂の廃墟が残されていたり、随所にその爪痕が残っているんですよね。

そうそう、被爆したクスノキについて、福山雅治さんが歌を作りましたね。
あの歌「クスノキ」も、地元の方が歌うことで、説得力のある、メッセージ性の高い歌になっていると思います。


話を「祈り」に戻します。
私は10代の終わりごろにこの歌に出会いましたが、こういうメッセージ性の高い、深みのある曲に若いうちに出会えたことは、私の宝だと思っています。

さださんの歌は、いろんな長所があって素晴らしいです。

歌詞の素晴らしさ。
メロディーの美しさ。
正しく美しい日本語。
行間が生きる歌が多い。


そんなわけで、大切な「気づき」を与えられることも多いんです。

つまり、聞く人を成長させるんですね。


そういう意味では、さださんに出会ったことで、私の人生も大いに変わりました。
逆に、出会わなかったらどうなっていたかと思うと怖すぎて震えあがります(笑)。


出会いは人生を変えます。
それは、人だけではありません。歌だったり、物だったり、職業だったりと、人それぞれに違いはあれど、新しい何かに出会うことは貴いです。

ぜひ、いいものに出会ってくださいね。

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