見出し画像

中島ナオはじめての書籍『がんをデザインする』クラウドファンディングが終了しました

ご支援いただいた皆様、改めまして、心から本当にありがとうございました!

4月27日からスタートしたクラウドファンディングのプロジェクト。
本当は、4月22日からスタートする予定で準備を進めていました。

4月20日の深夜、今まで味わったことのない気持ちのまま、これからの事を考えはじめていました。
4月21日、様々な事に躊躇する気持ちと共に、プロジェクトメンバーには、どう伝えたらいいのだろうと考えました。

あまりに急すぎる出来事でした。

誰もが22日にクラファンスタート!と本の制作と同時進行で、準備を進めている最中でした。

クラファンも含め一旦は仕切り直すかどうか、一瞬は迷いましたが、ナオが進めようとしていた形できちんと完走しよう!とメンバー全員、すぐに顔を上げました。

1週間いただこう。

4月27日、妹の悲しいお知らせと共に、クラウドファンディングをスタートしようと決めました。
21日の夜から、27日へ向けてメンバーみんなで準備を始めました。

妹は、なんて素晴らしいメンバーに囲まれているんだろう。と、この時改めて思いました。

現在もそうですが、動けなくなるほど落ち込んだり、沈んだりというような状態にならない不思議な感覚なのです。
やることがとても多く、本作りと並行して、クラウドファンディングを進める中で、私たちは、考えること、話すこと、手を動かして何かをするのも全て妹のことで、物理的にはいないのですが、常に妹と一緒にいて、プロジェクトを進めているような感覚でした。

クラファン中のこと。

妹も私も、以前にそれぞれのプロジェクトでクラウドファンディングを何回か経験していました。その中でSNS等を活用して沢山の方にお伝えしたい時、発信含めて、どのように進めたらいいのか、ある程度わかっていました。でも、今回はどのように発信したらいいのだろうと、本当に悩みました。
開始2日目で多くの方にご支援いただき、目標設定額に達しました。最初に掲げていた目標額は、出版資金の全額を設定していなかったので、その後ネクストゴールを設定させていただきました。
たくさんの方々にお届けしたい!これは、クラファンを始めると決めた時の大切なテーマでした。ですが、どのように広めていくのか、届けていくのか、発信にはとても慎重になりました。個人的には最後まで難しいと感じていました。

5月11日、妹の誕生日。

クラファンの折り返し地点でもあった5月11日は妹の誕生日でした。この日に、クラウドファンディングのご支援者の皆様へ向けた、オンライントークイベントを企画していました。
妹の生前に「体調次第では、最後だけでも音声出演はできると思うから、5月11日はオンライン配信しよう!」と、最初から計画を立てていました。それが叶わなくなり、これもまた、直前までどうしようかと迷いましたが、みんなで、やはり実行しよう!と決めて開催しました。
妹は、2017年から毎年、生誕祭と名付けて、みんなで集まる誕生日パーティーを開催していたので、5月11日はみんなで集まれたら、やっぱり本人も喜んでくれるはずと思いました。
去年はコロナ禍で生誕祭が開催できなかったので、作家の工藤あゆみさんとオンラインでお祝いしました。

2020年5月11日の中島ナオの誕生日配信です。よかったらご覧ください。
また正式に発表しますが、『がんをデザインする』の本に、工藤あゆみさんも参加してくださっているので、みなさんぜひ楽しみにしていてくださいね!

そんなわけで、5月11日に無事に配信できて、本当によかったと思いました。
配信の最後に、クラファンが終わるまでに、またオンラインイベント配信できたら!と言っていたのですが、本の制作の途中経過をもう少し具体的になってからお伝えしたいとなりまして、オンラインイベントの第二回目がまだ配信できていないのですが、近日中には実現できればと思っています!楽しみにしていてくださいね。

クラウドファンディングが終了して。

5月25日に無事にプロジェクトが終了しました。最終は、こんなにたくさんの方々に応援いただきました。

画像1

本当に、本当に嬉しかったです。もうびっくりです。

ご支援者様600人です!!!

600人。
予想すら出来なかった状態で始めたクラファンでしたが、多くの方々の、優しい思いのこもった応援をいただきながら最終日を迎えました。
クラファンが終わってから、はじめてご支援者様の詳細なリストを見ることが出来るのですが、先日改めてご支援くださった方々のリストを拝見しました。
私にとってもお久しぶりのお友達や、お仕事関係の方々、大好きな仲間のみんな、大尊敬の絵本作家さんたちのお名前がたくさん・・・。
もし妹が実家で今も過ごしてたら、zoomで画面共有しながら一緒に確認してただろうなあと、ひとりで画面を見ながら想像しました。
コロナがなかったら、実家でPCの前にふたりで並んで座って、一緒に画面を見ながら、嬉しい驚きと、感謝の気持ちが入り混じって、すこし興奮気味に喜び合いながら、幸せな気持ちに浸って過ごしていたと思います。
なぜ、この瞬間に一緒に喜び合えていないのかが、本当に不思議です。
この先訪れる、ナオにとって初めての著書になる『がんをデザインする』が完成する時、その後にも続く色々な達成を迎える時、一緒に喜びあえるはずだったのにと思うと、とてもとても寂しいです。また語彙力がなくて、寂しいという言葉を使いましたが、なんでしょうね。なんと表現したらいいのでしょうか。
毎日が忙しいので、私は忙し過ぎて、記憶が混乱してて、実は今も妹は普通に生きてるのではないかと思う時がたまにあります。本当は遠くの病院に長期入院してるだけなのかもしれない。そんなことをたまに思ってしまいます。

画像2

↑ 85年の9月の写真が出てきたので・・・左私5歳・右妹3歳ですね!

改めまして・・・。

このたび、「中島ナオはじめての書籍『がんをデザインする』を届けたい」のクラウドファンディングにご支援くださった600人の皆様へ、本当にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
現在私たちは、本の制作真っ只中です。8月中には皆様の元へお届けできるように準備を進めております。

お手元に届きますまで、もうしばらくお待ちくださいませ。

▼ご支援いただいた皆さまへ▼

-------------------

妹、中島ナオのホームページです。彼女のこれまでのプロジェクトが見れるようになっています。
▼NAO NAKAJIMA公式サイト

▼(2021.04.27)中島ナオをご支援、応援してくださった皆様へ

▼妹が代表理事をつとめていたdeleteCサイト



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?