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研究の仮説を検証するため、現場に帰ってきている
毎日が感動の連続
出勤の車内で毎日ワクワクしている

昨日、運動会だった
朝6時から準備をする
石灰で線を引いて、水をまいて、万国旗をはって…と準備を進める
お父さん委員会と一緒に、テントを張った
80センチほど、大根ほどの太さがある頑丈な鉄の杭を屈強な男たちが打ち込む
杭とテントを針金で固定
さらにガムテープで覆った
準備は万端だ

競技が進む
前半が終了
子どもたちも、満足な表情
休憩のため、子供たちは校舎へ入った
一安心して、遊びに来ていた中学生と会話していたときのこと
「ガガガガガッ」
放送機器から大きなノイズが響き渡った
見ると、校舎よりも高いつむじ風が渦を巻いていた
放送機器がとぶ
テント内のパンフレットが飛ぶ
つむじ風は大きな渦を巻いて、先生たちも飲み込む
そして、大人たちのどよめきを残して消えていった
子どもがいなくて、本当によかった

テントへ走り寄る
鉄の杭はきっちりとテントの足を嚙みこんで地面に残っていた
テントが飛ぶことはなかった
あれだけ大きなつむじ風でも、耐え抜いたのだ
アルミでできたテントの足は、間接のところで折れて、壊れていた
子どもがいなかったことは幸運だった
しかし、もしいたとしても、こうした当たり前の安全管理がなされていれば、けが人を出すことはない
運動会でテントを張らない学校も増えているという
しかし、日差しが強いと、熱中症も出しかねない
気温と天気によっては、テントを張ること自体が健康を守るために必要な安全管理だと思う
きっちり鉄製の太い大きな杭を打ち込んでいれば、大きなつむじ風でもテントは飛ばなかった
あらためて、安全管理を当たり前に行うことが大切だと感じた

                         三浦健太朗

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