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【きっかけ】


金融教育講座に出たとき、講師の杉村太蔵氏がこう言った。
「投資をするためには、まず自分で家計簿をつけてみることをお勧めします」
自分で何にお金を使い、どのくらいの無駄があるのか。
その無駄を減らした分だけ、投資をしてみようということだった。
早速、スマホに無料の家計簿アプリをダウンロードした。
見事にはまった。
お金を使うと、すぐにアプリを開き、使ったお金、入ってきたお金を入力する。
これが楽しくてしょうがない。



【アプリの使いやすさ】


私が使っているアプリは「らくな家計簿」というもの。
個人的には非常に使いやすい。
しかし、ほかのアプリと比べたわけではないので、いろいろと試すのもよいかもしれない。
毎日、どのようなことにお金を使ったのか、記入していく。
すると、カレンダーや表に記録されていく。一目で、自分がどのくらいのお金を、いつ、何のために使ったのかを確認できる。
円グラフにもなっており、支出を割合でも簡単に見ることができる。



【お金の使い道】


1月に入って、一番の大きな支出はパソコン。
大みそかに、これまで使っていたパソコンが故障したので、購入した。
パソコンは「その他」の項目。これだけで支出の52パーセントを占める。
次は「住居/通信」で19%。
パソコンを買わなければ、家賃が大きな割合を占める。
「交通/車」が15%。
今月、戦う職員室のオフ会に参加したため、新幹線の料金が大半を占めている。
「健康」が6%。
アップ不足でバスケットボールの審判をしたため、足を故障したことが大きい。病院やテーピング代は馬鹿にならない。
「食費」が4%。
大雪で買い物に行くのがおっくうになり、食材を買わなくなった。ぜいたくしなくても、十分生きていける。
「交際費/会費」が3%。
飲み会に参加すると、この割合が大きくなってくる。


【見えてきたこと】


自分で会計簿をつけてみてわかったこと。
それは、自分が何に価値を置いて生活しているか、わかることである。
例えば、支出の分類に「レジャー」「ファッション/美容」などあるが、全くここにお金を使っていない。
興味がないことだからだ。
では、何にお金を使っているのか。
何を大切にして生きているのか。
パソコンを買う。これがないと、生きていけないくらい大切なものだとわかった。だから、大金を出してでも、買う必要があった。
パソコン以外で自分が1月、何にお金を使っているかというと、「交通」に費やしている。
つまり、新幹線のお金を払ってでも、戦う職員室のメンバーに会いに行くことを大切にしようと考えていることがわかる。
「青森から来たんですか?」
と、オフ会であった皆さんが驚いてくださったが、戦う職員室のメンバーを、青森からでも行って会いたくなる仲間たちだと自分が思っている、ということがわかった。
こういうことに使うお金なら、惜しみなく使うべきだろう。
実際に、オンライン上ではわからない一人一人のことが、よくわかった。
これからの自分の生き方を考えるうえでも、非常に貴重な時間となった。
では、無駄な支出はなにか、というと、「健康」の6%。
審判をするというのに、真冬にもかかわらず準備を怠った結果の出費である。
40歳。今年数えで42歳。本厄である。
これから体をこれまで以上に大切にしていかなければならない。
日常的にストレッチをすること。
そしてお酒との付き合い方。
食事の内容など、考えることは多々ある。


【会計簿をつけることは、自分を見つめること】


会計簿をつけて、自分の生活についてここまで考えることになるとは思わなかった。
自分が大切にして生きていることは何か。
これから、どうしなければならないのか。
どんな支出をするべきで、どんなことはしないようにするのか。
自分の人生を向上させるきっかけになることがわかった。

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