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9月21日/9歳から10歳くらい、子どもは特別な時期をのりこえることになる

"第一・七年期の子どもは、
外の感性世界の中に模倣できるものを求めます。

7歳以降の子どもは、
先生を権威として認めたいと思っています。

そしてできることとできないこと、
本当のことと嘘のこと、
正しいことと正しくないこと等々を、
先生から教えてもらおうとしています。

ところが、9歳と10歳の間で、
子どもの中に非常に重要なことが生じ始めます。

子どものことをよく知っている教育者は、
9歳と10歳の間のいつか、
特別熱心に、
子どもがあることを必要とするようになるのを知っています。

子どもは主知主義的な疑問を持つのではありませんが、
内的な不安を抱えながら、
子どもらしい仕方で、
運命への問いのような何かを
心に抱くのです。

それは、はっきりと語られません。

はっきり語れるようなものではないのですが、
半ば夢心地、半ば無意識に、
それを感じているのです。

子どもたちがどんな風にこの時期を乗り越えるのか、
教育者は見ておく必要があります。"

   <<子どもの教育>>


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