それぞれの存在の純度で、二つのものの間でバランスをとる世界を超える〜天秤座新月
10/15の夜中、2時55分に、
天秤座で新月を迎えました。
今回は、日食を伴う新月。
食を伴う新月満月の影響は、
半年ほどあると言われています。
今回の新月は先日の秋分からの
３ヶ月のテーマでもある
天秤座で、起きた新月。
他者との関係性や、
そこでみえてくる
”自分” という存在に、
フォーカスがあたります。
天秤座は、他者や社会との
バランスと調和を、
とても大切にするサインであり、
天秤座と向かい合う牡羊座は、
自分の情熱や純度に、
とても、正直なサインです。
天秤座はさまざまなことの
バランスを重要視するあまり、
その天秤の釣り合いを維持するための
自分で作ってしまった条件づけに、
時に、自分自身が苦しむことがありますが、
牡羊座は、その条件をぶち壊し、
自分の純度で突き抜ける
強さと勢いを、持っています。
天秤座と牡羊座のテーマと
エネルギーの統合はまさに、
”それぞれの存在の純度で、
条件づけを、超えていく”
というところにあると言えます。
牡羊座のエネルギーも統合し、
真に、成熟した天秤座は、
バランスを取ることに、
右往左往することなく、
しっかりと自己が立っていながら、
調和をとっていくことができる。
必要であれば、ちゃんと、
NOもいうことができる。
そんなエネルギーに、成長していくんです。
今回の新月の度数は天秤座21度
サビアン22度
「噴水で鳥に水をやるこども」
こどものような純粋さで、
他者を気遣い奉仕する心、
また、そのような癒しの存在。
を、あらわすシンボル。
こどもはよろこびから、
純粋に鳥と接していることが
シンボルからもうかがえますが、
そのこどもの行動の源が、
とても、純粋なものであることが
大切なポイントだと感じます。
条件なんて関係なく、
そのためならいくらでも
無条件の愛を注げるもの。
それは、人によって違います。
”無条件になんかなれない”
そういう人だって、います。
自分が無条件でも、
相手が無条件とは限らない。
条件つきの関係性が、
自分の身を守ることもあれば、
自分を深く傷つけることもある。
どんなときも、相手に何かを
求めることはできないんだと、
そのことを、わかっていても、
期待を手放すことができなくて、
人は、失望に涙することもある。
それぞれの、"大切" があって、
みんな、自分の本当でしか、
生きられないけれど、
だけど、そのことが、
ただの、わがままじゃなく、
ただの、ひとりよがりでもなく、
最終的に、調和するには、
そこに関わるみんなに、
心の底からわきあがる
よろこびや、感謝が、
自然に生まれているかどうか。
が、鍵になってくる。
そこに、感謝をもてないとき、
わたしたちは何かを忘れている。
純粋な自分の想いから行動し、
何の見返りも求めていないなら、
"してあげている"
というその気持ち自体が、
生まれようがない。
そう考えると、、
"人に何かをしてあげている"
という、その想いは、
ある角度から見れば、
ただの高慢でしかありません。
”すべては、自分が自分の責任で、
選び、決めて、そうしているだけ”
自らの存在に降り立ち、
そのことを、引き受けて生きる
その覚悟が、わたしたちにあるか？
天秤座と牡羊座のラインは、
そんなことをわたしたちに
問いかけてくる場所でもあります。
今回の新月の天のチャート（龍頭図）では、
新月は、乙女座26度で起きています。
サビアンでは27度、
「お茶会をしている高貴な貴婦人」
ゆったりと、くつろぎながら、
遊び心や、愉しむことを忘れず、
教養豊かで、社会性に富み、
その上質な暮らしの中で、
他者をもてなしながら、
自らの役割を見出している様をあらわします。
自らも、そして他者の存在も
損ねることのない
くつろいだ在り方。
まさに、今回の新月のエネルギーの
天のエネルギーにぴったりだと感じます。
あらゆる条件を超えて、
自らにくつろぎながら、
存在として、生きる。
その存在の純度で、
二つのものの間で、
バランスをとる世界を超える。
そんな天秤座新月です。
nijiiro records*の星詠みは、
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天地合わせた時空を観ている
多次元的な星詠みです。
天地両輪で生きていく時代に、
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