第２回　糖尿病について

糖尿病と付き合うって何をしたらいいの？

糖尿病治療の目的は、　糖尿病に伴う合併症の進行を阻止し、糖尿病でない人と変わらない健康寿命を保つこと　です。

糖尿病治療の三本柱として「食事療法」「運動療法」「薬物療法」があります。

食事療法
食事によって糖がからだに取り込まれます。
その食事の適正なエネルギー量、栄養素のバランス、規則正しい食習慣を調整するのが食事療法です。

運動療法
運動によって糖が使われます。運動をすることで血糖値を下げるインスリンが効果を発揮しやすくなります。
合併症の有無、血糖コントロール状況、年齢・体型・体力を考慮したうえで適切な運動を行うのが運動療法です。健康維持のためでもあります。

薬物療法
食事療法や運動療法によって血糖コントロールが不十分な場合は薬物療法も行います。薬の種類には飲み薬と注射薬があります。患者様に症状に応じて適正な薬を処方するのが薬物療法です。

この三本柱によって「血糖値をコントロールする」ことが必要となります。

糖尿病について疑問に思うことがありませんか。
是非お気軽に『にじいろの会』へご相談ください。