第4章、砂漠1ー「俺のステージに来てたぜ、2、3ヶ月前だったかな」
私の前には、真っ暗な闇が広がっている。(ここまで来れば、大丈夫かな?)
マーズちゃんが、ジャンパーの左右のポケットから先ほどたき火に使っていた木を5本取り出し火をつけて
「ほらよ。」
と私を含めた4人の女神に1本ずつ手渡した。
オフィーリアが、松明を手に私の横でうろうろしながら
「どこかに窪地はないかしら? 水を入れてお湯になったら、お風呂に入れますでしょ。」
「どうやって沸かすんだよ。」とマーズちゃん
「いいよ、明日には着かないと、みんなもたない。」と私はフードを