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私の切手収集

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私は、子どものころから古切手が好きで集めている。 (汚破損紛失で昔のものはない) 切手は小さな美術品で、集めたものは素晴らしい画集となる。 しかし、ただ集めて終わってしまったり… もっと読む
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記事一覧

【切手】国立博物館100年記念切手

写真を見ての通りもうボロボロで、世間的には何の価値もない切手であるが、私が生まれる前の発行年なので、恐らく祖父か誰かからもらい受けたものである。 保存状態が悪いのは、まだ小学生だった私は切手のはがし方や扱い方がわからなかったから。 後から祖父か母が水につけるとはがれることをおしえてくれたが、せっかちで教わった後も何枚か破いた。 これからも目も当てられないほど酷い切手が出てくると思うが、幼い頃の失敗である。 美品はまだオークションで手には入るが、その時私が大事な誰かからも

【切手】ふみの日~ディック・ブルーナ

「ふみの日」という切手をよく見かけるものの、「ふみの日」がなんなのか、あまり意識をしたことがなかった。 毎月のもののようだが、ディックブルーナシリーズは平成10年から、7月(文月)のふみの日、つまり23日に発売している。 手元には、平成10~14年までのものがまばらにある。 ブルーナカラーともいわれる5色(後に+2色)で描くシンプルで可愛らしい世界が特徴であり、切手もグラビア5色で刷られている。 そもそも、私はディック・ブルーナ氏が男性であることを知らず…この紳士がこ

【切手】日中国交正常化30周年記念切手

今日も切手ファイルからランダムに選び出した切手について堀り下げてみようと思う。どれにしよう、どれも素敵で迷ってしまう。 人物と出来事は情報量が多そうだ。 今日は、植物にしてみよう。 春だし。 こちらの桜はまだ先だが、切手のお花見も悪くない。 この切手は2002年発効の「日中国交正常化30周年記念切手」である。 植物カテゴリーかと思いきや、歴史芸術のものであった。 もう一つ意匠があるがそちらは持っていない。 2022年の50周年が最近の節目である。 未だ仲良く…とは

【整頓】日本郵政公社設立記念切手ファイル

2003年4月1日発行 日本郵政公社設立記念の切手である。 平成13(2001)年、中央省庁再編により、総務省の外局として発足した郵政事業庁が郵政事業(郵便、貯金、保険)を行うこととなり、 その後、平成15(2003)年には日本郵政公社が発足し、郵政事業庁が行っていた郵政事業が承継された。 その記念の切手である。 大変美しい切手であり、森田基治氏のデザインである。 こちらを集めてファイリングしたくて、作った豆ファイルだ。 表紙は厚みでぶよぶよするので、ボタンで止めら

【切手】前島密 普通一円切手

印刷されないようにご注意ください。 いつも目にする切手。 切手一枚から知り得るものを調べたり、味わったりしてみたいとおもい、一円切手について調べた。 一円切手は郵便の父「前島密」がモチーフとなっている。 切手は自然をモチーフにしたものにデザインが刷新されたが、歴史的な美術、遺産があった時代のときも含め人物が普通切手のモチーフになったのは、あとにも先にも前島密のみであるとのこと。 この人あっての郵便だからというだけではなく、年表を見る限りの功績がもの凄くて驚いた。え、ど

【切手】天皇陛下在位十年記念

この記事は古切手収集を趣味とする筆者が、市場価値ではなく切手の情報を調べて、その切手から学べるものをメモしていくnote記事です。 発売日  平成11(1999)年11月12日(金) 発行枚数  3,990万枚 意匠    鳳凰文様 原画    森田基治(郵政省技芸官) 版式刷色  グラビア6色 発売地域  全国 1999年私は16歳の頃の切手。 天皇陛下(記事を書いている現在上皇)の在位10年記念で発行された切手である。 切手の意匠は以下の引用のとおりである。 博雅

【整理】切手ファイル

とてもよくなくす切手をどうにかしたいが、どうしようと思いながら時が過ぎていたが、大体五センチの本の本棚当を作ろうと思い立ち、切手も大体五センチの本に収納した。 御朱印式に紙をはり合わせ、それに表紙をつけ、 5センチ四方の袋を両面テープで貼って終わり。 ポストみたいな赤色の紙がちょうど余っていたので、それを表紙にした。