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【追記あり】メルカリの売上をアプリで管理してみる話

メルカリの売上はこちら↓を使用し、アナログで記録しています。

ただ、記録しているのは売上だけではなく購入して使った分も含む=メルペイの収支なので、売上金額だけを振り返ることはできません。これとは別に売上だけを記録する分を用意すればいいですが、同じ内容を同じ形式に書くのはつまらないので別の媒体を探すことにしました。

手っ取り早いのはアプリです。「家計簿アプリ」と検索すればたくさん出てきますし、機能もそれぞれさまざまピンキリです。
メルカリの売上記録だけを目的にすると複雑な機能は必要ないので、簡素なお小遣い帳レベルで探します。

カナヘイの家計簿

▼iOS

▼Android

二頭身くらいのゆるい絵柄が持ち味でリア充からオタクまでカバーできるイラストレーター・カナヘイの、カナヘイ感バリバリの家計簿アプリです。

フォントまでも、このゆるさ

レシートの読み取りや銀行口座との連携などはなく、収支の記録ができるだけのシンプルさです。家計簿というよりはお小遣い帳なので、子どもが使うのにもいいでしょう。
広告は下部に、入力を繰り返すと全面に出てきますが、課金(160円)で非表示にできます。一度払えばそれで終わりなので、現実でお小遣い帳を買うことを考えれば出してもいい額かなと思います。ページ数に限りのある紙と違ってアプリならずっと使えますし、計算も自動でしてくれますし。まだお試し段階なので、まずは課金はせずに使い心地を試してみることにします。

使い方です。トップ画面の「入力する!」部分だけじゃなく、下部のボタン以外のどこでもタップすると入力画面に遷移します。範囲が広い。

スマホのノリで数字を押し間違えることがある

収支を選んで金額(0円は不可)を入力後、日付・カテゴリを選択、メモを記入していきます。
カテゴリは「その他>設定」から収支別で削除や追加ができ、アイコンも選べます。

他のカテゴリに使われているものは選べない

カナヘイ家計簿アプリの最大の特徴はこちら。

入力が完了すると、ピスケとうさぎ(白い鳥とピンクのうさぎのこと)の物語が読めるようになります。全15話あるので、物語の先が気になる人や収集癖のある人(一覧で収集率が%表示される)は入力を忘れずに済むという仕掛けです。全話読み終える頃にはアプリ入力が習慣になっているかもしれません。これは普通の家計簿アプリにはない……!

入力した情報は「一覧」で確認できます。月別で表示されます。円グラフにも表示できるようなのですが、メルカリの売上記録だと収入しかないので無意味。

ぼかしているのはメモに書いた商品名

日付・アイコン・カテゴリ・金額(個別と月の合計)・メモが表示されるので、見たい情報が一目で確認できるのが嬉しいです。
メモが結構書けるので、売上だけでなく取引記録としても使えそうです。(長文メモは一覧では文頭しか表示されないが、タップすれば個別表示に切り替わるので全文確認できる)

使ってみた感想をまとめると
◆いいところ
・フォントまでかわいい
・かわいいので記録するのが楽しい
・カテゴリのカスタムが可能→使いやすくできる
・一覧が見やすい
◆いまいちなところ
・合計が月ごとしかない

月の合計は出ますが、全ての合計が出ない=総売上金額がわからないところが、メルカリの売上記録目的だといまいちかなと思います。これまでどれだけ売れたかがわかる方がやる気にも繋がるので。
お小遣い帳なら全ての合計は不要だと思うので、お小遣い帳目的なら機能は充分だと思います。(お小遣い帳でもレシート読み取り機能はあった方が便利かもしれませんが)

【追記】
「繰越」として毎月これまでの合計を入力すれば、全ての合計が表示されるようになります。これで解決!

繰越日を1日にしたのですが、同じ日に取引がある場合の並び順が気になるところですよね。先に入力した方が下になるので入力し直せば問題ないです。

1日の売上金を入力し直した図

もうひとつ使ってみているのが、こちら↓です。

Seller Bookセラーブック

▼iOS

▼Android

こちらは家計簿でもお小遣い帳でもなく、ガチの売上管理用アプリです。
開くといきなりこうです。

コストだの利益率だのの項目や下に出るであろうグラフから、ガチな予感しかしません。
こちらも広告は下部とたまに全面に出てきます。非表示にする方法は、動画再生で一定時間プレミアム登録(月額480円)で永続の二通りです。まずは試しに動画再生で非表示にしてみたのですが、非表示になるのは全面に出てくるやつだけみたいです。課金の方はわかりません。

使い方です。メルカリの記録にしか使わない場合、まずは右下の「設定」から「手数料固定率」を「10%」に設定しておきます。これで価格を入力すると自動で手数料10%の計算がされるようになります。便利。
取引の入力には「売上管理表」に遷移します。

すると使い方が書いてあります。優しい!
指示通り、上部の「+」をタップして入力画面に遷移します。

売上を記録したいので「入力種別」はそのまま、「商品マスタ」は課金で解放されるガチ向けの機能なのでスルー、出品したら画像は削除しちゃうので「商品画像」に上げられるものはない……ということで、私は「商品とステータス」から入力を始めます。画像があった方が見やすそうならメルカリからスクショしてくればいいかなと思います。
入力で困るのは「日程」の「出品日」です。

メルカリは出品日が表示されないので、自分で記録しない限りは不明です。なので私は取引開始日を入力しています。

入力が終わり、一覧はこのように表示されます。

ぼかしているのは商品名

一目でいろいろわかる……! わかりすぎる……!
仕入額と梱包費用は0円にしているので、純利益=メルカリの売上とわかるようにしました。
取引の進行状況も入れられるので、まだ終わっていない取引でも先に入力しちゃえるのが面白いです。

そして、売上管理表の「全ての商品」を押すと……

入力した全ての合計がわかります! これだよ!
ちょっと見たくないものも見えてしまいますが……こんなに送料・手数料かかってるんだ……。

「分析」に遷移してみると、グラフが作られています。

上の表部分をタップすると表内が全期間に切り替わる

ガチ勢だと赤(コスト)がどれだけ低いか、いかに低くできるかを考えるんだろうなと思います。私はガチ勢じゃないので「波がすごいwww」くらいしか感想が出ませんが。(公開しているものは取引の一部です。見せていいものだけ〜)

使ってみた感想をまとめると
◆いいところ
・画面がシンプルで見やすい
・全ての合計が出る
◆いまいちなところ
・コストや利益率を気にするようになりそう

売上管理アプリなので売上記録にはもってこいですが、ガチ感があるのでその思想に呑まれる懸念があるなと思います。

しばらくはこれらを運用してみます。

【追記】
フリマ収支管理メモも使ってみました。
▼iOS

少し触ってみた感じ、個人的にはちょっといまいちでした……。
・使い方がよくわからない
公式サイトやレビューなどでの説明が見当たらないので、手探りでいじるしかない。手探りでいじるにはよくわからない項目が多い。
・リストに完了した取引が出ない
「こんなに売ってきたんだなあ」と実感するために個人的には必要。やる気にも繋がる。
・仕入れ日や出品日の記入欄がある
入力しなくても問題ないが、そうすると入力した日になってしまう=過去の取引を入力すると時空が歪む。それならその欄自体いらない……という発想。

スケジュール管理アプリで取引を記録したことがある身からすると、取引がカレンダーで表示されるのは面白いと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!