キレている時の怒りは嘔吐に似ている

ふと思った。キレてしまっている時、その怒りは嘔吐の様に漏れ出ていたと。

数年前の自分を振り返るとなんでそんなことでキレてしまったのかわからないことが多かった。それよりも怒りを表わした方が良い場面があったのに、その場面では怒りがコントール(我慢)できていた。周囲と衝突しないように自分の主張を抑え、怒りも抑えていた。その時のストレスは予測可能なものであり、怒りをコントロール(我慢)できた。

しかし、予想外のストレスはちがった。想定していないストレスが自分の中に入ると一杯になっていた怒りは自分の中で抑えきれず、漏れ出てしまうのだ。その怒りが外に少し出ればまた抑えられるわけではない。なぜかこれまで溜めてきた怒りが抑えられずに、一緒に出てしまうのだ。さながらそれは嘔吐の様に。

駅やコンビニのレジキレている人をみるとその怒りを体外に排出している様に見える。その場で怒ったことはささいな出来事なのかも知れないでも、その人にとっては無理矢理口に入れた食べ物やアルコールのように最後の一押しだったのかもしれない。
過去の自分もそうだった。そしていまも怒りの処理を間違えるとそうなる危険を含んでいる自分に戦々恐々とする。

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