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購買力平価GDP、ロシアは世界5位
2022年度。国力を表すと言われる購買力平価GDPの世界ランキングで、ロシアはドイツを抜いて5位となった。4位の日本にも肉薄している。
戦時経済となり軍需による生産が増大しているためだろうか?
名目GDPが韓国と同程度ということでロシアをみくびるような言説が巷にあふれているが、危険である。購買力平価GDPでみるとロシアは十分に大国であり成長を続けている。そう易々と倒れたりはしない。
また、ロシアはBRICSを組織化し、フランスの利権となっているアフリカ諸国を離反させ、アラブ諸国も味方につけている。敵対する国家の足場を崩すことにも余念がない。
相対的に弱くなってきているのは米国を中心とするG7各国だ。
この兆候に目をつぶっていれば早晩日本を含むG7諸国はその影響力を大幅に減ずることになるだろう。
日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。