1杯目🍶『日本酒の注文法。甘口・辛口は店員さんを困らせる？』

記念すべきこのマガジンの1杯目です！東京メトロの各駅停車の1駅分、1〜2分くらいで読めるようなサクッとしたお酒コラムにしていきたいと思います！

本日のテーマは『日本酒の注文法。甘口・辛口は店員さんを困らせる？』

はい、残念ながら居酒屋の店員さんをとても困らせます。

「えぇ！？そんなん言われてもそれしか日本酒の注文法なんか知らんってば！」

落ち着いてください。

今日は甘口・辛口に変わる店員さんを困らせないどころか、店員さんから愛されてしまう「甘口・辛口」に変わるワードを教えますからご安心を！

と、その前になんでお酒のプロの店員さんが「甘口・辛口」で注文されると困るのか？

この場合の特に困る店員さんというのは日本酒が何十種類も置いてある日本酒にこだわっている居酒屋の店員さんをイメージしてください。詳しい人ほど困るんです。

シンプルに言うと甘い辛いの判断はその人次第すぎるんです。

全ての日本酒は甘みを持ちます。そしてスパイスのような刺激的な辛さはありません。

なので「甘口・辛口」という表現よりも「甘みが強いか強くないか」ぐらいの表現が本来は合っていると思うんです。

「甘いケーキ」の反対は「辛いケーキ」じゃないですよね？

なので詳しい店員さんほど「辛口下さい！」と注文されると「そうですね、今日で言うとこれとか、これとか、これも辛口めかなと、、」と笑顔で案内しながら心の中ではこう呟いています。「あなたの辛口はどんな味を言うてんねん、、私があなたの舌の記憶を覚えさせたAIならわかるやろうけど、、」

なので、日本酒が色々置いてあるお店でこそ注文法をちょっとだけ変えましょう！

覚える基本ワードは3つだけ！

①フルーティ
②すっきり
③しっかり

これだけ！！これだけで店員さんに愛されるんです。ポテサラの盛りが良くなります！

この3つの基本ワードを組み合わせたり「甘口・辛口」をプラスするとさらに素晴らしいです。

「フルーティだけど後味はすっきりした感じで」とか「しっかりした辛口ください」とかになるともう店員さんのお酒の選びやすさ最上級！

「えー！なにこの人めっちゃお酒提案しやすーい！」「すごい工夫してくれてるー！かわいいー！」「もうあのお酒を無料で利き酒してもらうしかないな！！」

ほんとにこんな気持ちになります。僕、日本酒居酒屋さんで勤めていたときまさにこんな気持ちでした。

ちょっと日本酒にこだわりのありそうなお店って注文するの緊張しますよね。僕もそうでした。メニューを見ても銘柄も説明も漢字がやたら並んでいてどれが良いのか分からず。

そんなときはぜひ今日の愛される基本ワードを使って店員さんに頼んでみてくださいね！

みなさんが美味しいお酒で乾杯でき升酔うに🍶