副代表対戦日記vol.8 冷静に受けきる

こんにちは!副代表です!

本日の動画はもう視聴いただけたでしょうか?


対居飛車穴熊との熱戦になりました!
穴熊と戦うときは攻め合うと勝つのが難しいので攻めを切らすことを意識しています!
今回はそれがうまくハマった感じでしたね。

早速見ていきましょう!


37手目☗3六歩。
ここでAIに解析させてびっくり!
なんとこの局面は先手有利!

穴熊やっぱり強いんですね・・・

ここで本譜は☖5五歩と突っかけました。
他にも候補手はいくつかありますが変化が多くてめまいがしてしまいました💦

43手目☗2四角。
ここが形勢を互角に戻すチャンス!
☖2二飛とすれば手が左側に集中するので玉の攻め合いにならず、互いの飛車角銀桂をどこまで活かせるかの勝負に持っていけます。

しかし本譜は我慢が利かず☖5六歩。
角交換した後に将来的に☖5七歩成とする攻めを見ました。

52手目☖4六歩。
飛車を成り込まれてしまい先手勝勢の局面ですが後手最大の抵抗。
どうにか銀の利きを外し☖5七歩成を狙います。

先手番としては穴熊を活かし攻め合いにもっていきたいところ。
しかし有効打がないとと金が間に合ってくるので急ぎたいですね。
本譜はと金を嫌い☗5八歩。
これでも先手勝勢ですが後手番としてはと金の攻めがなくなり一瞬攻めが遅くなるので一安心か。
☖4九角から☖5八角成を見せ、相手の攻めを焦らせます。

相手の攻めをゆらゆら躱すことができるのが高美濃囲いのいいところ。
じっくりとした将棋になると穴熊は弱いのでバシバシ駒を切ってきましたが冷静に受けては躱し74手目☖5五角をもって完全に互角。

この後の展開として☗4四歩☖同銀☗6三龍☖同飛☗5四金と攻め続けるとまだまだこれからの将棋。
どちらも一手の間違いで勝敗が決まってしまいます。

本譜は☗3一龍としたところで後手有利に。
相手の攻めを焦らすことが見事に成功しましたね。

今回はうまくいきましたが一手間違うと一方的に蹂躙されてしまうのでこれからも指し続けて練度をあげていきたいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!



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