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土居名誉名人 「将棋必至の研究 歩の使い方」Part.6

土居市太郎「将棋必至の研究 歩の使い方」第1問改変
1手必至

解答は下にスクロール













再掲問題図

【解答】▲7三金(解答図

 問題図で▲8二飛は△7二銀と受けられて続かない。▲7三金(解答図)のタダ捨てが好手で必至が掛かる。

解答図

解答図以下

①△7二金は▲5一飛△6一香▲8二金打△同金▲同銀成(参考図1

参考図1

②△同桂は▲8一飛△6二玉▲6一金△5二玉▲5一金△6二玉▲6一飛成(参考図2)でそれぞれ詰み。

参考図2

おすすめ必至問題集↓

形で覚えよう!実戦で使える1手必至


始めて必至問題に取り組む人向けの一手必至問題集。必至のかけ方のコツや条件などの導入から丁寧に説明してくれる。問題も3択問題となっており、手が見えなくて困る人も安心。一通り解き終わったら選択肢を見ずに再確認すれば更に棋力が向上するだろう。

終盤が強くなる 1手・3手必至

同じく武市先生の必至問題集。やはり必至のかけ方が導入として丁寧に説明されている。問題にヒントがついているので楽しく解ける。爽快な捨て駒のある問題が多く、読後感が良い本。

内藤のカンタン必至

詰将棋作家としても有名な内藤先生の必至本。一手必至と三手必至が合計必至問題集195問収録されている。爽快な実戦形が多く、気持ちよく解き進めて力をつけることができる。

精選必至200問:実戦的な傑作問題集

一手必至100問、三手必至100問の計200問が収録された問題集。実戦形を中心にヒントともに基本的な筋を学ぶことができる。

1手・3手必至問題

上と同じく一手必至100問、三手必至100問の計200問が収録された問題集。不完全作が多いようだが私は特に気にならなかった(汗)青野先生の本とコンセプトはほとんど同じなので、青野本だけで物足りなかった人は買うと良いかも。

寄せの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)

金子タカシ三種の神器の一つで言わずと知れた名著。必至問題集ではなく即詰みや寄せの問題も合わせて200問載っている。必至問題に取り組む最初の本としてこれ以上の一冊はない。初段までの方で持っていない方には絶対にオススメできる一冊。

必死道場 (マイナビ将棋文庫)

上と同じく同じく金子タカシ氏の本。金子氏が今までに出した必至本は「ザ・必死」「詰みより必至」「将棋・ひと目の必死」などがあるのだが、この必死道場にはそれらの本に収録された問題のほとんどが収録されている必至マニアにはたまらない一冊である。内容は一手必死38問、三手必死68問、五手必死51問、七手以上の必死53問の合計210問。

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