副代表対戦日記vol.7 最速でポイントを取る

こんにちは!副代表です!

今回の動画はもう見ていただけたでしょうか?

副代表史上最速34手で勝つことができました。

序盤の序盤で勝負が決まってしまいましたが細かい攻防が有ったので見ていきましょう!

14手目☖7四歩。
ここで☗5六角を警戒しましたが実は疑問手。
7四の歩を取った後に☗8四歩~☗8三歩と飛車先を突破する狙いがあり有力そうですが☖7二金~☖7三金と力強く前に出てこられると生角が負担になるようです。

26手目☖7二飛。
相手に銀桂飛+持ち角といい攻めの形ができてしまったのでこちらも負けじと飛車交換を狙います。

ここで相手は☗同飛としましたが最善手は☗7四歩。
☖7五歩☗8六飛☖7四飛☗5六角が鋭い反撃。
持ち角の優位を活かした立ち回りができそうです!

本譜では☗同飛☖同金☗7八金☖5一金とお互い飛車の打ち込みを警戒しながらの駒組が続きます。

しかし警戒しすぎたか31手目☗8九飛が最大の疑問手。
底飛車でバランスを取りつつ歩の交換した後に☗5四角と一気に攻め込めるいい飛車に見えますが☖7五銀とした時に☗7四飛の金銀両取がなくなるので安心して銀が前に出てこれるようになります。

ここまで互角の睨み合いが続きましたが32手目☖7五銀で一気に後手有利。
34手目☖7六歩で後手勝勢となりました。


飛車交換からたった5手で勝負が決まってしまいました。
バランス重視の戦いはたった1手のミスで序盤から勝負が決まってしまうのでいつも緊張します。

こればっかりは研究ではなく実践による感覚を鍛える必要がありますね。
副代表はこういった空中戦好きですが苦手です(笑)
今回は運よく勝てましたがこれからも負けないよう10秒だろうとしっかり考えて差し手を選んでいきます!

ここまで読んでいただきありがとうございました!




【宣伝】
日本将棋同人の棋書を元に将棋教室を開講しています!

時間:毎週水曜日16時~(45分)
場所:所司一門将棋センター
費用:¥1,000
教材:先手四間飛車ミレニアム大全(半額にて販売)
講師:小菅 遥(アマ五段)(大会実績:高文連全国大会3位)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?