副代表対戦日記vol.17 真部流
こんにちは!副代表です!
今回は副代表の得意戦法の1つである真部流の将棋です!
43手目☗3六歩。
先手番は四枚穴熊が完成し充分。
すぐ☗2四歩はうまくいかないので桂馬を絡めるために歩を突いてきました。
対して後手番は6四銀型の四枚高美濃囲いです。
この形が真部流、☖5五歩から中央を攻めに行きます!
47手目☗3五歩。
☗2四歩とするのが本筋ですが角の頭を攻めてきましたね。
これに☖同歩と応じると互角なものの☗2四歩の突き捨てから手をつくられると将来的に☖5五角の天王山に位置するのが難しく、大駒の交換し合いになり穴熊を主張されてしまいます。
本譜の様に相手をせず☖5六歩が正解手。
☗3四歩☖5五角で飛車に当てながら飛車先も通るので後手爽快です。
47手目☗2四歩。
1手前の☖5六歩で後手有利だったのですがこの手に☖同歩と応じたことで互角に戻してしまいました。
せっかく☗3五歩を無視したのに台無しです。
ここは☖5二飛が最善。
相手は歩切れなので☖5七歩成を受けることができません。
仕方なく☖2三歩成とするくらいですが、☖5五角☗2四飛☖5七歩成☗同角☖7七角成☗同銀☖5七飛成と後手番が銀のまる得!
流石の穴熊もこれでは攻め合い厳しいです。
56手目☖3三同角。
相手の☗3三歩成を☖同角と応じた局面。
ここで先手番がしびれを切らし☗同飛としたところで後手再度有利。
代わって☗3四飛~2四角を狙うと飛車角が捌け穴熊を主張できそうです。
後手番も☖4六歩と5五の銀を活かして角を抑え込みにいくとまだまだこれからの戦いになりそうですね。
いい局面から互角に戻してしまうことが多いのでこの研究は次に活かしていきたいです!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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