見出し画像

へなちょこ急戦 対三間飛車 Part.3

動画版はコチラ

 前回は第8図で①△4三金、②△2八角の変化を検討しました。次に、③△4六角の変化を見ていきます。

第8図

 第8図からの指し手③
△4六角 ▲2四歩(第13図

△4六角は2四の地点に利かせた意味だが、それでも▲2四歩の合わせが有力となる。

第13図

 第13図からの指し手①
△同歩 ▲2三歩 △4五飛 ▲2二歩成△3三歩(第14図

第13図で△1九角成は▲2三歩成△同銀▲3一飛成で先手良し。本譜△同歩には▲2三歩で攻めが続く。以下後手は△4五飛と捌き、▲2二歩成に△3三歩(第14図)と押さえる。

第14図

第14図で▲4四飛とぶつけるのは△同飛▲同角△1九角成▲2一と△4二香(A図)と、角を攻められるのが気になる。

A図

 第14図からの指し手
▲4七歩(第15図

第15図

▲4七歩(第15図)と角を取りにいくのがおすすめの一手。
対して
①△1九角成は▲2四飛と回って先手十分、
②△3四歩は▲4六歩△2五飛▲2一と以下桂香を取り合えば、銀得の先手が十分となる。

次に、 第13図で②△同角と取る変化を考える。

第13図

 第13図からの指し手
△同角 ▲4三歩 △同金 ▲2四飛 △同歩 ▲4四歩(第16図

第16図

▲4三歩△同金に▲2四飛と切り、▲4四歩(第16図)と叩くのが有力な攻め。以下△同金なら▲5三桂成△4一飛▲4二歩(A図)と押さえて先手優勢。

A図

 第16図からの指し手
△5四金 ▲3四角(第17図

第17図

本譜△5四金には▲3四角(第17図)が好手。第17図では次に▲4三歩成があるので△4四金と歩を払うくらいだが、▲6一角成と切り、△同銀に▲5三桂成(A図)と成り込めば後手収拾困難となる。

A図

おすすめ三間飛車本

次の一手形式で楽しく斜め棒銀を対策できる!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?