副代表対戦日記vol.14 六段の力

こんにちは!副代表です!

棋力をあげるには序盤・中盤・終盤全てを鍛える必要があります。

副代表は現在四段ですが、ムラがあるように感じます。

今回は六段との対局になりましたがわずか30手で負けの形になってしましました。

どこがよくなかったか見ていきましょう!


三間飛車を指しているとこの形によくなりますね。
ここは指し手が☖2二飛、4三銀、9四歩とどれも有力です。

今回は☖2二飛を選択。
飛車先を簡単に突破されないよう備えました。

27手目☗4五桂。
☗4五歩からの仕掛けに☖同歩☗5五歩☖4四角☗4五桂と進んだところです。

☗4五歩に対しては☖4三銀とし、☗5五歩に対し☖5四歩と反発しにいくと駒が捌きやすいようです。

本譜のように☖同歩と応じても悪くはありません。
同じように進んで28手目後手番迷う局面ですが☖5四歩を狙うなら☖4三銀。
本譜は中央に厚く☖4三金としましたが玉が薄くなるので互角の駒割になったときに不満が残ります。

あと振り飛車らしい捌きなら☖3三桂が後に☖2一飛と下がる隙間を作れる軽やかな一手。

あとは5筋の位をどう取り返すかの勝負です!

30手目☖3三桂。
先ほど解説した通り桂馬の交換を狙った手ですがこの局面では既に遅いです。
本譜の様に☗4六銀で先手有利でそのまま押し切られてしまいました。

☗3七桂~☗4五歩の攻めは攻めの手番が居飛車側にずっと回るのでとても勝ちやすい戦法です。
それだけによく指されるのでしっかり対策をしておきたいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!




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