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高市早苗は移民政策と言われる外国人労働者の受入枠拡大を提言していた。

自民党総裁選前から異様な高市早苗推しがTwitterやYouTubeで展開されるも結果、岸田文雄政権が誕生してから事あるごとに岸田文雄叩きに余念がない高市早苗支持者。

高市早苗の言動を見れば保守層に人気なのは分かるが、異様な高市早苗推しを展開しているのは幸福の科学信者・幸福シンパ・日本第一党(ぽんいた)信者らだ。

その異様とも言える高市早苗推しの理由は過去に記事を公開したが本記事でも軽く触れておこう。

高市早苗は南モンゴル議連の会長を務めているが、その南モンゴル議連の立ち上げは山田宏と上野宏史が設立・準備した。

上野宏史は隠しもしないほどの幸福シンパであるのは誰でも分かるレベルだが、山田宏はテキサス親父や、なでしこアクションの山本優美子らの国連活動の会合を参議院会館でやっている。

また、幸福実現党候補者&幸福シンパご用達の日本税制改革協議会の納税者保護誓約書に署名しているのは余り知られていない。

なんでも岸田文雄のせいにして高市早苗総理にさせようと倒閣運動展開しているのは、幸福信者・幸福シンパ・日本第一党(ぽんいち)らだ。

中には普通の保守層もいるとは思うが、高市早苗の過去を知らない人が多いと思うが、この記事で少しでも目を覚ましてもらえるだろう。

移民政策に肯定的で受入枠拡大の提言

外国人労働者の受け入れに関して、きちんと法整備して諸問題が起こらないようにしている事が前提に賛成だが、現状は色々な諸問題が起きているので反対な人は多い。

しかし、10年以上前から外国人労働者受け入れで起きる諸問題を分かっていながら前向きに検討していたり、受入枠の拡大を提言をしていたのは高市早苗なので彼女のコラムや記事を見てみよう。

9月17日に、小泉総理が訪問先のメキシコとの「経済連携協定」に署名しましたが、日本は他の国々とも経済連携協定の検討作業を続けています。私も、経済産業省在職中に各国の閣僚との議論を行いましたが、ネックになるのは「人の自由化問題」です。
世界的にブロック経済化が進む中で、日本企業がその枠外に取り残されるデメリットを避ける為に、いずれ日本は「人の自由化」も受け入れざるを得なくなるのでしょう。その場合に想定される諸課題への取り組みが急がれるべきだと思います。

2004年10月29日、自身のサイトで高市早苗は消極的姿勢だが受け入れざるを得なくなる、想定される諸課題への取り組みが急がれるべきと生活保護問題などをコラムに書いてから約10年後、高市早苗は受入枠拡大の提言をした。

自民党の日本経済再生本部(本部長・高市早苗政調会長)は26日、外国人労働者の活用を促す提言案を示した。最長3年に限り外国人を受け入れられる技能実習制度で、優秀な人材に限り、再入国後の2年間の追加実習を認めるよう求めた。
技能実習制度では最大3年の期間を5年に延ばし、1社あたりの受け入れ人数枠も優良な企業に限り倍増させることも求めた。

ご覧のように外国人労働者の受け入れ枠の拡大の提言を高市早苗はしているのだが、2004年にコラムで言及していた諸問題だが、このような事となった。

同制度の信頼性を高めるための改善策も盛り込んだ。受け入れ側の罰則の明確化のほか、実習が終わる直前に国内で失踪し不法就労する外国人らの摘発強化も訴えた。

明確化と摘発強化だけで起きてる諸問題が解決し無いのは、まともな思考力を持っていれば容易に想像が付くのだが、2004年から2021年現在まで17年が経っているのだが、高市早苗は一体何をしていたのだろうか。

金融所得強化も高市早苗

金融所得強化(増税)を岸田文雄政権のせいにしているが、金融所得強化を著書で明言していたのは高市早苗本人である。

高市氏は金融所得への課税強化を著書などで明言していたが、当面は行わない考えを示したものだ。

おかしな事にカルト減税派と言われる人達も高市早苗を推しているが、彼女が減税派では無く昔から維持・増税派なのは知らないのだろうか?

同年11月に新進党を離党し自由民主党(自民党)に入党。新進党を離党した理由としては、「総選挙前、新進党の税制調査会で徹底的に議論した上で『大規模な減税は不可能』という結論を出したにもかかわらず、新進党党首の小沢一郎が総選挙の公示日に突然、十八兆円の大規模減税策を公約に掲げたこと」を挙げた[14]。

この通りだ。

高市早苗は生粋の保守では無い

上記で触れているが、高市早苗の政治歴は以下の通り。

1993年に無所属で初当選。

1994年に政策集団「リベラルズ」に参加。リベラルズを母体に自由党が結党。

1994年に自由党は自由改革連合(元自民の海部俊樹が代表)に参加。

1994年、新進党に合流。(小沢一郎代表)

1996年、新進党公認で再選した後、離党(離党理由は状況)して自民党に。

2003年、民主党の馬淵澄夫に敗れ落選。

2005年、衆院選で小泉刺客として再選。

とこのようになっているのだが、彼女が渡り鳥だったことや、政策集団リベラルズのメンバーであったこと、小泉純一郎の刺客で再選したこと、極め付けは過去に首班指名選挙で細川護熙ではなく当時の自民党総裁だった河野洋平を支持した事など知られていない。

高市早苗は公明党と深い付き合い

公明党の議員に公認会計士が多いのは、公明党が日本公認会計士協会と親しい関係というのが、ひとつの理由に挙げられる。

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その為、公明議員の中で「●● を囲む公認会計士の会」が実施されており、これは大事な公明党議員にとって票田でもある。

東京から日本公認会計士協会の手塚会長、私の元勤務先であるPwCあらた有限責任監査法人の井野執行役副代表がお越しになり、また過去最高の60名の会計士の皆様から力強い励ましのお言葉を頂き、大変にありがとうございました!‬

このような大事な票田が高市早苗にもあるのは、あまり知られていない。

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なお、高市早苗は公明党推薦で当選しているのだが、公明党というフレーズを聞いて中国!と答えれる高市早苗推しの愛国者様の言い訳を聞かせて欲しいものだ。

高市早苗が総理になったら更に悪化

高市早苗が過去に首班指名で細川護熙ではなく当時の自民党総裁だった河野洋平を支持したのは細川内閣が終わる時、河野談話は1993年8月4日、細川内閣は1993年8月9日から1994年4月28日まで、1994年4月に自由党結党なので河野談話を知らずに首班指名で支持したと言う言い訳は通用しない。

高市早苗の過去を知れば、自称愛国保守様が発狂するネタを持っているのにも関わらず、高市早苗をカルト達が異様に推すのは異常だろう。

こうした事実をもっと多くの人に知って、まともな人間が総理になる事を切に願う。

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