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【Vol.3】夕張4施設売却に至る不都合な"真実"を鈴木直道批判で隠したい理由②

前記事Vol.2では売却された夕張4施設の指定管理者であった加森観光子会社の夕張リゾートが売却先である元大リアルエステートの傘下となり元大夕張リゾートとなり、その後に元大夕張リゾートは4施設を転売した香港ファンドの傘下に入り夕張リゾートホールディングスとなるも多額の負債を抱えて倒産となった所まで触れた。

本記事Vol.3では、一体どこが得をしたのか等について考察も含めて話していきたい。

どこが得をしたのか?

まず、Vol.2でも触れたように元大リアルエステートに売却されるまで、施設の運営等(指定管理者)をしていたのは高橋はるみと懇意でありIR汚職で逮捕された加森公人が元代表取締役社長(現取締役相談役)だった加森観光子会社の夕張リゾートだ。

そして、二回目の売却先選考(一回目は不調に終わる)により、4施設の売却先が元大リアルエステートに決まった後、元大リアルエステートから夕張市に2億4000万円(4施設)が支払われた。

そして指定管理者だった夕張リゾートは元大リアルエステートの傘下に入り、元大リアルエステートから元大夕張リゾートとなり、元大夕張リゾートが香港ファンド(グレートトレンド)に4施設を転売し、元大夕張リゾートに約15億円が入る。

その後、元大夕張リゾートは香港ファンド(グレートトレンド)の傘下に入り、夕張リゾートホールディングスとなり破産となる。

施設の所有は夕張リゾートホールディングス(HD)で、運営は夕張リゾートが担っており夕張リゾートの負債総額は約5億円とされている。最大債権者は夕張リゾートHD親会社のグレートトレンドで約2億5000万円。夕張リゾートの破綻は、夕張リゾートHDの破綻に連鎖する可能性が高い。

負債詳細は上記の通りだが、上記の時点では夕張リゾートは破綻していないのが分かる。

また、元大リアルエステートに4施設が売却された後、夕張リゾートが元大リアルエステートの傘下に入ってからも4施設で働いていた人達は雇用され続けていた。

小野寺まさるや本間奈々らが元大リアルエステートと香港ファンドを実態が無いペーパーカンパニーと言うのなら普通に考えても転売して得た15億円は実態のある加森観光子会社の夕張リゾートにっという事になる。

なぜ鈴木直道がキックバックを貰っているかのようなデマになるのか。

加森観光の怪しさ

元大夕張リゾートが香港ファンド(グレートトレンド)に転売したのが、2019年2月20日頃なのだが、夕張リゾート親会社の加森観光の気になる記事を発見した。

ゴルフ・リゾート施設運営や不動産投資事業をおこなうアジアゲートグループが、2016年6月23日、岩手県の「APPI高原スキー場」を運営する加森観光グループ傘下・岩手ホテルアンドリゾート(IHR)の発行済み全株式を取得した。
今回のIHR買収は、アジアでリゾート関連投資をおこなう海外投資家との共同投資を通じておこなわれたもの。出資比率はアジアゲートグループが20%、共同投資家が80%。アジアゲートグループの香港子会社などを通じた投資スキームが組まれた。
なお、IHR運営に関して、アジアゲートグループは今後も継続して加森観光と業務提携を締結する見通し。取締役3名を派遣したうえで、IHRの従業員もすべて雇用を継続する方針としている。

ご覧のように夕張市が元大リアルエステートに4施設を売却した2017年2月より以前の2016年6月23日にアジアゲートグループが加森観光傘下の岩手ホテルアンドリゾート(IHR)の発行済み全株式を取得し、アジアゲートグループから取締役3名派遣されていた。

しかも、アジアゲートグループは今後も継続して加森観光と業務提携を締結するとまである。

つまり、加森観光は夕張市が元大リアルエステートに施設を売却するより以前から、夕張施設の指定管理者だった頃からアジアゲートグループと業務提携をしていたと言う事だ。

鈴木直道はハメられた?

元北海道議の小野寺まさるや国守衆の本間奈々らは「元大リアルエステートはペーパーカンパニー」「香港ファンドはペーパーカンパニー」と発信する。

本間奈々は北海道経済のドン伊藤義郎から札幌市長選などで支援を受けていたが、高橋はるみも同様に伊藤義郎から支援を受けていた。

また、高橋はるみは小野寺まさるが顧問を務めていた帯広支部に所属してる。

その高橋はるみと懇意である加森公人の加森観光子会社の夕張リゾートの存在に気が付かれないように何故か「元大リアルエステートはペーパーカンパニー」「香港ファンドはペーパーカンパニー」とだけ言う。

夕張リゾートは夕張市が元大リアルエステートに4施設を売却する以前は指定管理者として施設の運営をしているので実態があるのにも関わらず。

しかも、加森観光子会社の夕張リゾートは元大リアルエステートの傘下に入り元大リアルエステートは「元大夕張リゾート」となり、香港ファンドに転売してから「夕張リゾートホールディングス」となっているのに。

更には元大リアルエステートに優先交渉権者が選定となる際は道庁から職員が出向して(当時、北海道知事は高橋はるみ)、優先交渉権者を選定するよう強要発言をしている。

ここまで情報が揃えば鈴木直道が怪しいのでは無く、道から出向してきた職員と加森観光と高橋はるみと言うのが分かるだろう。

夕張鹿鳴館の件

小野寺まさるや本間奈々らの嘘を信じてる人が発信してる情報には売却施設の中に「夕張鹿鳴館」があるが、夕張鹿鳴館は鈴木直道が夕張市長になる前の市長時代に保存の要望書が出されていた。

夕張鹿鳴館は夕張市の所有施設なので当時の夕張市長の藤倉肇に保存の要望書が出されるのは分かるのだが、なぜ当時の北海道知事である高橋はるみや指定管理者の加森観光の加森公人に出されたのか。

それから夕張鹿鳴館は無償譲渡されるという、これも非常に不可解な結果になった。

最後に

このように正しい情報を知れば馬鹿でも鈴木直道が怪しいとならないのだが、なぜ小野寺まさるや本間奈々らは鈴木直道が怪しいという嘘や印象操作をするのか常人には理解ができない。

また、下記記事の夕張市長(2011〜19)2期8年の奮闘から見て貰えば身を切って夕張再生の為に駆け回った鈴木直道を批判すれば北海道の有権者から怒りを買うのは当然である。

自称愛国者様は、この鈴木直道という男を言われも無いデマや印象操作で批判をして恥ずかしく無いのだろうか。

早くチャンネル桜や国守衆、小野寺まさるや本間奈々らの愛国ビジネス・政治ビジネスから目を覚ました方が良い。


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