『仙境異聞』の研究(23) -偶像崇拝について- ●
#00158 2012.2.29
平田先生「お前の師は不動法、陀祇尼天(だきにてん)法、聖天(しょうてん)法、摩利支天(まりしてん)法、飯綱(いづな)法など、その他仏道より出た種々の法を修せられることはないのか。」
寅吉「師もそれらの法を修せられることがありますが、仏道は実はありもしないものに名を付けて観音、不動、摩利支天などと称するため、宜しくない法です。ましてや陀祇尼天、飯綱、聖天などの法は天狗、狐、妖魔の類を祭って使役する法であるため、行うべきではないと常に師が教示されます。」
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