『幽界物語』の研究(26) -積徳について- ●
#00256 2013.10.5
参澤先生より書簡で問「私は軽い仕官で小身であり、家人が多いため内業も致したいのですが、幼少より諸人のためになることを致したい志願があり、農・工・商の業は好きではありません。
ただ神教幽顕の大道によって人を導こうと存じ、その書を広め、かつ読書を授け、あるいは諸人の病難などを除き、禁厭(まじない)の術などを相伝していますが、格別の助力にもならないため、神方の医業を広めるべきかとも思っております。どうような所業を行うべきか承りたく存じます。」
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