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天地組織之原理(142) -皇国君臣の御神統- ●
#00901 2024.6.3
「この二柱の神は佐久々斯侶伊須受(さくくしろいすず)の宮に拝(いつき)祭る。次に登由宇気神(とようけのかみ)、此(こ)は外宮(そとつみや)の度相(わたらい)に坐す神なり。次に手力男神(たぢからおのかみ)は佐那縣(さながた)に坐すなり。」
この明文は前に挙げたる『古事記』本伝の次の伝文にて、前に御魂代(みたましろ)にて天降し給へる神等の御祭場を云へるにて、後に加へられたる文にもあるべければ、本講には総て神等の御祭場を云へる文は多くは明文に加へざれども、この所は前の明文の錯簡(さっかん)を補ふに必ず照応となるべき文なるが故にこれを明文に加へたるなり。
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