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『異境備忘録』の研究(55) -南天神界- ●

#00370 2015.8.20

「明治九年十一月十九日夜、川丹先生に伴はれて南星中太上殿に至る。太上殿は鉄頭岳の上にあり。九階の宮、十三殿あり。その中に雲林殿と云ふあり。この殿より西方に当たりて南極蘭殿と云ふあり。この殿と雲林殿との間十里位ほどなり。(以下四十九字略)これは神仙の極密にして人間界の人に口外を許さゞるなり。」(『幽界記』)

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