日本朝鮮にじの会

朝鮮で暮らす日本人妻の、日本での家族の一人です。朝鮮と日本が対話が行える日を実現し、家…

日本朝鮮にじの会

朝鮮で暮らす日本人妻の、日本での家族の一人です。朝鮮と日本が対話が行える日を実現し、家族同士が気兼ねなく交流できる日が来ることを願います。

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○○人とは?

2018年6月に母親と私は、朝鮮民主主義人民共和国へ初めて訪れ朝鮮第二の都市に住む母親の姉である日本人妻:中本愛子さんとその家族と会え、母親と愛子叔母さんは58年ぶりの再会となった。 愛子叔母さんは、日本国と朝鮮民主主義人民共和国が積極的に進め赤十字が主導となった帰還事業にて愛する朝鮮籍の男性と結婚し朝鮮へと渡って行った。 愛子叔母さんは 「愛に国境はない」「ふっふと愛が熱かったから」 と満面の笑みで語っていた。 愛子叔母さんの孫にあたる長男のカンスとホテルの喫茶店

    • 日本と朝鮮の未来へ

      著者: 林 真義 Twitter: nihonjintuma 第一章 姉と妹の58年ぶりの再会  奇跡的な再会が実現したのは、2018年6月でした。朝鮮民主主義人民共和国へ入国し、咸興にて姉と妹が58年ぶりに感動の再会となりました。 (写真正面左:中本愛子/右:林恵子) 姉とは、中本愛子。朝鮮名:金愛順(キムエスン)  1956年に福岡で働いていた愛子さん(当時25歳)は、後に旦那さんとなる福岡県出身で在日二世の朴道洙(パクドウシュ)さんと出会い、翌年の1957年2月

      • 朝鮮に家族がいる者として

        執筆者: 林 真義(@nihonjintuma) 現在、日本と朝鮮民主主義人民共和国には国交がなく日本には、拉致問題、日本人妻、残留日本人、日本人遺骨問題などの解決すべく問題が残されている。朝鮮から見た場合では、戦後賠償という大きな責任が日本側にあり現在も放置されている。 世界から見ると朝鮮半島は、現在も朝鮮戦争の休戦状態であり核保有、ミサイル開発と問題提起し人々を恐怖へと煽っている。 一つ一つ問題に対して自分の考えを述べさせて頂きたい。 □朝鮮と世界との国交状況

        • 朝鮮日本人妻の家族として

          執筆者: 林 真義(@nihonjintuma) 2018年6月と2019年7月ともに、2週間ほどの日程にて朝鮮民主主義人民共和国に入国し、私の母の姉にあたる愛子叔母さんや家族と交流することができた。その中で、朝鮮の家族との交流も大事であったが愛子叔母さん始め、朝鮮で暮らす日本人妻の方や残留日本人の方ともお会いし、想いを託されその方々の日本での家族の元へ訪れることができました。 私の母親にも、朝鮮に住む愛子叔母さんから手紙や国際電話もきていました。私達、家族は決して裕福で

          朝鮮日本人妻の涙

          筆者: 林 真義(@nihonjintuma)  昨年(2019年)の7月に、朝鮮に住む愛子叔母さんから孫の長男カンスの結婚式へ参加してほしいとの手紙をキッカケに、2度目(初めての訪朝は2018年6月)の訪朝を行った。 熊本→羽田→北京(ビザ申請)→平壌→ 咸興長い道のり。羽田から北京へ向かう飛行機から朝鮮半島が見え、飛び越えていく。なんとも言い難い気持ちになったのを今でも憶えている。 北京にある、朝鮮民主主義人民共和国大使館にてビザを発給してもらった。大使館内は、独特

          朝鮮日本人妻の涙

          朝鮮日本人妻の現状

          筆者:朝鮮日本人妻家族の会(@nihonjintuma) 私は、朝鮮民主主義人民共和国に叔母がいるといのは、おぼろげながらに認識していました。しかし、母は朝鮮にいる姉のことを詳しく話すことは、ありませんでした。私は、日本で生まれ5人兄妹の次男で40歳となります。毎日の日常が当たり前に過ぎて行く中で、突然に朝鮮の叔母の存在が身近になりました。 □朝鮮へ行けることに 長年、朝鮮取材をされているジャーナリストの方のおかげで2018年6月、2019年7月に訪朝し叔母やその家族に

          朝鮮日本人妻の現状