フランス語おすすめ映画 | リナ・クードリ出演おすすめ作品
今回は、アルジェリア出身の若手女優、リナ・クードリ出演のおすすめ作品をご紹介します！
可愛らしい顔立ちで抜群の演技力を見せてくれるリナ・クードリ。彼女の今後の活躍に期待を込めながら、おすすめ作品を選びました！
実際におすすめ作品をご覧になった方は、コメントにて感想もお待ちしております✨
リナ・クードリ：プロフィール
リナ・クードリ (Luna Khoudri) は、フランスで活躍する若手女優。先日ご紹介した映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』では、フランス語でハリウッド映画デビューを果たしました。
フランス語が学校でも教えられている国であるアルジェリアの出身ですが、アルジェリア内戦中に母親とフランスへ逃れてきたそうです。
フランスへ移住後は、演劇を専門的に学び、現在では数々の賞を受賞するなど、注目女優のひとりとして活躍しています。
自身のバックグラウンドを活かし、感情表現をみせてくれるリナ・クードリ。今後も公開予定の作品が決まっており、彼女の活躍に期待が高まります！既にこれまでの記事でご紹介した作品もいくつかありますので、気になる方はチェックしてみてください✨
既に記事でご紹介した リナ・クードリ出演作品
■ GAGARINE/ガガーリン （※2022/4/10現在上映中！）
■ フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 （※2022/4/10現在上映中！）
■ オートクチュール （※2022/4/10現在上映中！）
画像 © Instagram @lynakhoudri
リナ・クードリ出演おすすめ作品
◾️ パピチャ 未来へのランウェイ
製作国：フランス, アルジェリア, ベルギー, カタール ／
原題：Papicha
作品公式サイトによると、
タイトルの « Papicha » は、アルジェリアの俗語で「愉快で魅力的で常識にとらわれない自由な女性」という意味。その言葉をまさに象徴するような主人公の大学生ネジュマは、ファッションデザイナーを夢見る女の子。
そんな彼女の暮らす1990年代のアルジェリアは、テロが頻発しており、彼女が予定していたファッションショーの開催も難しくなります、、、。
どんな批判や危険にも恐れず、自分の夢のために自由に生きるネジュマは、自分の国のため、周りの大切な人々のために、ファッションショーを何としても開催しようと奮闘します。ネジュマというひとりの女の子の力強い信念と希望を描いたストーリーです。
世界情勢が不安定な現代、この作品のように力強い信念と人々のために希望をもたらせる芸術や映画の存在意義を表しているように感じます。
リナ・クードリは、自身の経験も活かした迫真の演技を評価され、セザール賞の有望若手女優賞を受賞しました！
★社会派・ヒューマンドラマ・青春
◾️ La Place d'une autre
製作国：フランス ／原題：La Place d'une autre
舞台は1914年のフランス。リナ・クードリ演じる主人公のネリーは、娼婦や第1次世界大戦の最前線で看護の仕事をして生活していました。そんなある日、彼女はお金持ちの家で家庭教師として働く予定のローズという女性と知り合います。ところが、突然目の前でローズが死ぬところに遭遇し、ネリーは、ローズに成り代わって新たに裕福な家庭で働き始めます。
周りの人に気付かれずに過ごすネリーでしたが、思わぬかたちでその嘘がばれてしまうことになり、、、
自分自身を偽って生活する主人公ネリーの姿を通して、裕福な階級と恵まれない人々の格差もあらわにするストーリーとなっています。
★社会派・ヒューマンドラマ
👉【作品概要をみる】
◾️ The Blessed (英題)
製作国：アルジェリア, フランス, ベルギー ／原題：Les Bienheureux
舞台は内戦から数年が経ったアルジェリア首都、アルジェ。
夫婦のアマルとサミールは、結婚20周年を祝うためにレストランへ向かいます。レストランへ行く途中、2人の息子であるファヒムの話題で話し合いはじめ、次第にアルジェリアの戦争や国に対する話題へと話が広がっていきます。息子も同様に、同年代の友達との時間を過ごしながらも、自分の将来や国の未来について悩みを抱えます。
家族や自身の故郷であるアルジェリアについて思いを寄せ、将来のために葛藤する人々の姿を描いたストーリーです。
リナ・クードリはファヒムの女友達の役で出演しています！
★家族・社会派・青春
👉【作品概要をみる】
◾️ スペシャルズ！ ～政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話～
製作国：フランス／原題：Hors normes
リナ・クードリ出演！
自閉症の子供たちをケアする団体「正義の声」を手伝いにやって来た青年、ディランに一目惚れされる若い言語聴覚士の役を演じています！
パリで自閉症児をケアする施設を経営するブリュノと、ドロップアウトした若者たちを支える団体を運営するマリク。コワモテのふたりだが、社会からはじかれた子供たちをまとめて救おうと、日々奔走します。しかし、どんな問題のある子も断らないため、施設は常に満員。そんな無許可・赤字経営の施設に政府の監査のメスが入り閉鎖の危機に。さらに追い打ちをかけるような事件が―。
★コメディ・ヒューマンドラマ
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自身のバックグラウンドを活かして様々なストーリーを魅了的に伝えてくれるリナ・クードリ。今後の作品における活躍がとても楽しみです！！
現在日本で上映中の映画も記事冒頭でご紹介しておりますので、映画館で是非チェックしてみてください✨
最後まで読んでいただきありがとうございました！！
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🎵おすすめ楽曲🎵
今回は、リナ・クードリの出身地であるアルジェリアと関係の深い作品をご紹介しました。そこで、おすすめの楽曲はアルジェリアにルーツを持つアーティスト、Bigflo & Oliの楽曲から選びました！
Bigflo & Oli (ビッグフロー&オリー) の「Sur la lune」をご紹介します！
Bigflo & Oliは、フランス・トゥールーズ出身の兄弟で構成されたラッパーのデュオで、母親がアルジェリアのルーツを持っているそうです。
フランスを代表するラッパーとして有名な2人。他にもおすすめの曲があるので、今後も度々ご紹介することがあるかもしれません！どうぞお楽しみに✨
◾️nihongo_françaisプロフィール
某大学のフランス文学科で出会った仲間3人で、フランス語・文化情報メディア、『nihongo_français』（ニホンゴ・フランセ）を作りました。
20代のメンバーそれぞれの視点で、フランス語勉強やフランス語圏の様々なテーマを取り上げ、ざっくばらんに書いていきます。
お問い合わせは、インスタグラムのDMよりご連絡ください。
Instagram：@nihongo_francais
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