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【マーケティングトレースNo3】Payme

今回は、給料前払いサービスを行っているPaymeのマーケティングトレースです!新しい給与体系を作ろうとしているPayme。ビジョンもしっかりあり、これからどんどん利用する企業が増えていくのではないでしょうか。

■ペイミー について (https://payme.tokyo/)

2017年7月設立。『資金の偏りによる機会損失のない世界を創造する』をミッションに、福利厚生制度としての給与即日払いのアウトソースサービス『Payme』を運営。企業の勤怠データと連携し、実労働時間から給与計算を行って即日払いを行うサービスを展開。

ビジョン:「給与の自由化」。そして、その先にある資金の偏りによる機会損失のない世界の創造を目指します。
バリュー:いつでもどこでも自分の給料を引き出せる。


■PEST分析

社会の労働環境の変化により、労働者側へのより決め細かなサポートが求められるようになった。労働環境の良い会社には人が集まり、定着率も高まり、結果採用費も安くなり企業が存続しやすくなる。
そういった部分を見てみると、ペイミーの即払いシステムは企業としても福利厚生の一部として利用したいと思えるサービス。

■3C分析

まだまだこの給与分野で成果を出している企業は少ない。
導入先の企業側も理解が進んでいるわけではないので、動き出しを早くこの業界のNo1をとることが今後の取引拡大の重要な要素のように思える。

■STP分析

S:人材活用で苦戦をしている企業
T:従業員の職場満足度を向上させたい企業
P:誰でもすぐに利用できるUIが高い管理画面
  導入費用・運用費は0円
  初めて利用する企業でも万全なサポート体制でバックアップ

企業としては従業員満足度を上げる福利厚生の一環として、
労働者としては、すぐに給与がもらえる便利なサービスとして、双方の理解が進み活用事例が増えていけば、ますます利用企業が増えていきそうな感じがします。

■Paymeマーケティング成功要因

特に私が調べていて思ったのが下記3つの要素。

①初期サポートの充実
側払いサービスという今までになかった給与体系をPayme。企業としても対応方法や効果測定をしづらいもの。そこをまず初期費用等を無料して活用ハードルを極力下げている。また導入後も専属の担当者がついて、運用のサポートを徹底している。そうすることで即払いサービスの有用性が発揮されやすくなり、長期的な利用につながるのだと思う。

②メディア露出、親和性のある業界への営業強化
積極的なメディア露出で新聞やテレビに取り上げられている。
また即払いサービスの需要がある労働者が多い、飲食業界・サービス業界の顧客への営業を強化している。そういった飲食系の人が集まるイベントへの出展や営業を行うことで、サービスの拡大を図っている。

③システムUIの強化、エンジニア力
誰でもすぐに利用がしやすいように、システム画面のUIを向上させている。
利用され続けるシステムとして、日々改善を図っているようで、企業と利用する労働者双方をきちんと考えたサービスになっている。

■自分がPaymeマーケ担当ならどうするか?

勝手に考えてみました。。(笑)

①導入メリットを数字で説明できるようにする。
LP上だけだと、このサービスを導入した際のメリットが訴求しづらい。
導入実績の記事コンテンツを配信したり、労働者の声を載せたりとよりリアルな効果、実績を紹介していくコンテンツを作る

②積極的なイベント出展
飲食店やアパレル、ホテル業界などよりニーズが強そうな業界が集まるイベントへの出展量を増やす。そこで直接営業をかけてリードを取得する。

■まとめ

勤怠管理や労務管理などITにより、より効率的な処理を行えるシステム・サポートは増えている。その中でも即払いという新しい概念でサービスを作り出し、拡大しているPaymeは個人的にはすごく応援しています!

以上、マーケティングトレースでした!

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