一口馬主のあれこれ呟き ~2024年3歳馬総括~

3月以来の記事ですか。。。本当にご無沙汰しておりました。にわです。

3歳馬の中央未勝利戦も残すところあと1週となりました。
私の出資馬はもう答え合わせが終了してますので一区切りの意味で纏めていこうと思います。

1 YGG中央
○スウィープフィート 8戦2勝(2-2-1-1-0-2) オープン
23年夏の小倉でまなみん鞍上でデビュー。2戦目で勝ち上がったもののそこからは伸び悩み。鞍上に武豊を迎えた初戦のチューリップ賞(G2)を勝利し桜花賞とオークスにも出走。
正直出来過ぎの内容です。秋以降は鞍上のバッティングも予想されますがここからまだまだ活躍してくれるでしょう。

○ホルトバージ 15戦1勝(1-3-1-2-2-6) 1勝クラス
23年夏の中京でデビュー。現地で応援したなぁ。この子も2戦目で勝ち上がって2歳時にG1ホープフルステークスに出走しています。そこから先は勝ち切れないながらも着実に走ってくれています。デビュー1年で既に15戦、そのうち9戦が掲示板という素晴らしい子です。距離適性も広く芝もダートもこなせるのがまた素晴らしいです。
血統的にはまだこれからの馬と思うので堅実に走って欲しいですね。

○リリーズブルーム 10戦0勝(0-1-2-2-1-4) 未勝利→園田転厩
23年夏の新潟デビュー。そこからなかなか調整が思う通りに行かない、本命レースの抽選に漏れる等の不運が重なり結局未勝利に。実はYGGのこの世代で当歳先行募集されて価格も1番高い馬だったのですが、やっぱりこういう「世代1番馬」って走らないケースって多いよな、と改めて。期待が大きい分落胆も大きいのでしょうが。。。
園田の保利厩舎に転厩しています。クラブ的には中央復帰を目論むかもしれませんが、壊滅的に輸送が苦手な子なので園田に居着いて「兵庫の女王」になって欲しくもあります。

○リナリア 6戦0勝(0-0-0-1-1-4) 未勝利→船橋転厩
この子も外厩での調整に手間取って満足に走れなかった印象です。トモの筋肉が左右バランス悪かったことや、やたらとフケが出るなと。。。
デビューは23年11月東京でデビューして、良いところは見せてましたが決めても無く惜しくも無く、というレースぶりでした。
正直、南関東移籍はどうなんだろ?という気持ちはありますが、クラブ的には水が合うと判断しての事なので新天地での活躍を期待しています。この子は残念ながら能力的に中央では通用しないでしょうから、地方でバリバリ頑張って欲しいと思っています。名トレーナー新井師の手腕に期待しています。

○コスタドラーダ 未出走・未登録→船橋転厩(4戦2勝)
こちらもYGG当歳先行募集の1頭です。
母アヴァマローネの体質が遺伝しやすいのか、どうにも脚元が落ち着かず調整も難しいということで中央デビュー前に船橋の新井厩舎に転厩となりました。
結果的には移籍してのは正解だったのでしょう。しっかり良い成績残しています。
ただやっぱり数がこなせないのは地方では運用上かなり厳しいのかなと思ってます。走らなきゃクラス上がってくれませんからね。

◯サクラヒメ 6戦0勝(0-0-0-1-0-5) 引退
この子は。。。ウメムスビの妹で期待のサンダースノー産駒ということで期待したんですが。。。全く走りませんでしたね。。。唯一の掲示板4着も5頭立てでしたから。
早々に引退が決まってしまったのは仕方ないのかなと。ダートも厳しそうだったからな。。。

って感じでYGG中央勢は
2頭勝ち上がり
3頭地方転厩
1頭引退
勝ち上がり率.333でした。

2 YGG地方
○クリスタライズ 16戦4勝(4-2-2-2-2-4) 門別→笠松
門別のデビュー戦はスーパーフレッシュ勝利という派手なデビューでしたがそこから先は勝ち切れず5戦目より笠松に移籍。3歳重賞戦線では力不足でしたが自己条件で堅実に走ってくれています。ただ相当なクセ馬だからか岡部や加藤聡一クラスのジョッキーじゃないと勝ち負けにはならない感じです。

○ハバナビーチ 2戦1勝(1-0-1-0-0-0) 園田→引退
恐らくYGG地方馬で世代一番馬だったと今でも思っています。ただ不幸にも大きな故障に見舞われて僅か2戦での引退に。
もっと走っているところを観たかったですね。。。

○エレスペール 10戦2勝(2-0-2-2-0-4) 佐賀→引退
九州産のケイムホーム産駒という事で出資した馬でしたが、色々お騒がせの多い馬でした。デビュー戦はスタート前にバック転をして騎手を振り落としたり、凄い馬でした。むしろよく2勝したと思います。掲示板率6割も立派ですよ。
自己条件でここからさらに活躍という所で故障により引退になってしまいました。

3 京サラ
○ストームバンガード 8戦1勝(1-0-0-1-0-6) 1勝クラス
23年9月阪神のデビュー戦でいきなりの新馬勝ちはビックリでした。
そこから先は不安定な鞍上を背に良いところ無しの競馬が続きましたが桜花賞当日のダート1400mで中段からしっかり差してくる競馬をして手が合うようになったか?と期待したのも束の間、また凡走をするように。今年の北海道シリーズでようやく主戦の手を離れ和田竜二騎乗で6着と次に期待を持てる状態になっている感じです。
デビュー戦の勝ちパターンを今一度思い出して乗ってくれるなら水口でも悪くないのになと思っていますが、なぜ勝ったときの戦法を頑なに否定するのか理解できないところです。

○レヴィテーション 6戦1勝(1-0-1-1-1-2) 1勝クラス
23年9月の中山ダート戦でデビュー。デビュー戦こそ7着となりましたがそれ以降安定した成績を残し2月の4戦目で勝ち上がりました。
東の主戦(中川厩舎以外最近全然乗ってませんが)宮崎のそつのない先行競馬が安定した成績の一番の理由じゃないかと思っています。
競走中止を挟んだ復帰戦でも3着に食い込み、1勝クラス卒業も視野に入っています。


○テンダーデイズ 9戦0勝(0-1-0-2-0-6) 引退
23年11月のデビュー以降、水口を背に陣営共々迷走し、夏まで勝ち切れなかった挙句明らかに脚質的に合わない北海道シリーズに挑むも大外枠ばかりの不運や鞍上武豊のミスも重なり結局未勝利に。
デビュー前から評判だった馬で勝ち上り必至の勢いでしたが、2歳~3歳春の迷走が本当に勿体なかったと思います。

○リフレイン 6戦0勝(0-0-2-0-1-3) 引退
この子もグランデ提供の期待馬でしたが残念ながら勝ち上がれず最後は故障という後味の悪い結果に。
金沢の交流で勝ち切れなかった事が全てじゃないかと。何で北斗乗らんかったんだろうか?

○ルペルクス 1戦0勝(0-0-0-0-0-1) 引退
この子は外厩での調整も上手くいかず仕切り直しをした時点で既に暗雲が立ち込めてましたね。京サラにしてはまあまあ強気な募集価格でしたが1戦してあっさりと見切られた感じです。

○テルセイラ 4戦0勝(0-0-0-0-0-4) 引退
プライムレートの妹でイスラボニータ産駒という事で期待して出資したわけですが、ベストレートの一族特有なのか脚元が弱くろくに調教も付けることが出来ず能力発揮できずでした。。。

○シエロエルモーサ 未出走引退
通常募集時に怪我の為2歳時に追加募集となった馬です。勝ち上がり馬得るデスペラードの全妹でしたし、兄を小さいという理由だけでスルーした後悔もあったので出資したのですが、残念ながら育成中に屈腱炎を発症して引退となりました。
その後サラオクで他の馬主さんの元へ行き別の名前で地方デビューしてました(1戦してその先は不明)。

そんな感じで京サラは6頭出資の記憶でしたが実は7頭出資でした。
勝ち上がり2頭で勝ち上がり率.286でした。

総括
YGGに関してはスウィープフィート1頭がチートな活躍をした以外は去年とあまり変わらない印象です。逆に地方勢が少し物足りないように感じます。ラッキーストーリーとブエラフェルテと比べるのは酷かもしれませんけど。
ホルトバージやクリスタライズがひたすら走ってくれているので出資馬がいつでも走ってるって意味では大満足の世代ではありますけどね。

京サラは相変わらずの京サラっぽい成績でした。
関東勢で勝ち上がりが出た事は現2歳を関東主体にした自分的には心強い結果でした。
クラブ全体の成績を比べると個人的には良い馬を選んだんじゃないかとは思います。馬選びのセンスも上がってるか?(勘違い)

現2歳世代が調子に乗って大量出資した最終世代になります。ターファイトも加わりますのでどういう結果になるか?答えは1年後ですね。

そんなわけでお付き合い頂きありがとうございました。


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