一口馬主のあれこれ呟き ~号外‐YGG一次募集で出資した馬達~

ご無沙汰しております。にわです。

前回は本日(7/31)結果の出たYGGオーナーズの一次募集で私が出資した馬達を軽く紹介していこうかと思います。
正直なところビックリするほどの浅い知識で血統やら馬体を判断してるんだなという事が分かってもらえればと。。。案外簡単に始めることが出来る趣味ですよという事が伝われば(言い訳です)。

と、いう事で一次募集における私の出資馬は以下になります。

①ブロードハースト22
②トーキー22
③シュダイカ22

ブロードハースト22が中央(栗東・高橋康之厩舎)、トーキー22、シュダイカ22が地方(門別・佐々木国明厩舎)になります。
ってことでそれぞれの出資馬について簡単に選んだ理由とかを書いていこうと思います。
ちなみに①、②は先行募集の段階で満口になっていますので、万が一にもこちらの記事を見て興味を持たれても時既に遅しでございます。。。

①ブロードハースト22
1頭目は中央入厩予定のブロードハーストです。
基本スペック:
体高148㎝、管囲20.4cm、胸囲168cm、馬体重406kg('23,7.17)
父シュヴァルグラン(母父スクリーンヒーロー)

出資理由その1 高橋厩舎
これは極めて主観ですが、この子への投資理由はまずこれです。
他クラブ(京サラ)でバブルアップハートの管理をして頂いてますが、もう素晴らしすぎまして。この先生であればクラブ馬にありがちな「長めの放牧」の心配も無いのかなと。むしろいつも予定が前倒しになりがちです。
所属に永島まなみ騎手がいるのも大きなポイントです。

出資理由その2 ブロードアピール
血統面においては3代母のブロードアピールです。
根岸ステークスの豪脚が有名ですが、実はその前は重賞も制した芝スプリンターでした。つまり馬場を問わない名馬なのです。
残念ながら娘のブロードピーク、孫のブロードハースト共に1勝馬でブロードアピールの能力が覚醒出来てないのですが、そろそろ爆発してくるんじゃないか?(優秀な遺伝子が伝わってればね)という期待値込みです。
サンデーサイレンス3x4x4という濃い目のクロスも危険な気もしますが、上手く転がればサンデーの荒々しさがブロードアピールの能力(仮に遺伝されてれば)を引き出してくれるんじゃないかと期待してます。

馬体・その他
最初に写真や動画が公開された時点では肉付きも良くて凄く立派に見えて、歩様も良くて「これは良い、お値段以上じゃね?」と感じましたが、測尺公開で謎が解けました。体高148cm・・・低いねぇ。。全体的なサイズ感が小さかったのね。締め切り前に公開された放牧時の動画ではやっぱりそこは感じました。
ただしその体高のわりには管囲もしっかり20㎝を超えてますし、馬体重も400kgを超えているので、成長力があればデビューの頃には立派になるんじゃないかと思ってます。(多分、背は低いんでしょうけど)。

②トーキー22
続いて道営所属のトーキー22です。
YGGは地方での活躍が目立ちますし、特に道営デビューの子たちの活躍は素晴らしいです(転厩後に花開くパターンもあります)。
ってことで今年も地方馬は無視できないと考えてます。
基本スペック:
体高152㎝、管囲19.0㎝、胸囲168cm、馬体重415kg
父エピカリス(母父リオンディーズ)

出資理由その1 馬体
カタログスペック自体は平凡なサイズ感なのですが、写真や動画で確認するとそれを感じないです。付いてるところはちゃんと筋肉の付いた馬体かと。
トモの張りも良いですし、何より顔が可愛いです。
ダートで走るうえではもう少し胸前の筋肉がついてくれて上半身が立派になってくれたら申し分ないかなと思ってます。

出資理由その2 門別ササクニ厩舎
YGGと言えば地方、YGG地方は門別、門別はササクニです。(個人の感想で個人差があります)
おそらくは2歳一杯を門別で過ごして各地方へ転厩するのでしょうが、緩いながらも坂路を持つ競馬場で冬場しっかり乗り込んでくれますし、門別の2歳戦はJRA認定競走が多く組まれてて賞金面でも楽しめるのがメリットです。
また、今年から所属になった新人の阿岸君がなかなかに有望なジョッキーなので、そこも魅力です。ただあんまり癖が強い馬は新人では御せないとなったら亀井君の出番となりますが。。。
ササクニ厩舎は近況更新も注目です。
長文の近況が来たと思ったら馬と全然関係ない愚痴が更新されたこともあります。

血統・その他
血統的にはサンデーが3x4x5と濃い目なので(他にもサドラーとヌエイエフがそれぞれ4x5)健康面は正直心配です。管囲も決して太くは無いですし。
父エピカリスは今年産駒デビューでまだ産駒の勝利は無いので(奇遇にもUAEダービーでワンツーだったサンダースノーもまだ未勝利ですね。。)、そういった意味で未知数な面ですね。父通り早仕上がりの子を出すのか?正直分かりません。
ただ、エピカリスは牝系血統にチャイナロックとかマルゼンスキーが顔を出す魅惑の血統ではあります。

③シュダイカ22
最後に同じく道営佐々木厩舎所属のシュダイカ22に出資しました。
基本スペック:
体高147.1cm、管囲19.0cm、胸囲167.8cm、馬体重396kg

出資理由その1 血統
クロフネ牝馬にトランセンドを配合という、なんとも面白味のある血統です。
トランセンド自体もニアークティック系という希少な血脈(ノーザンダンサーの父なので発展はしてるんですけどね。。)なのですが、この子はトニービンの3x4、アイスカペイドの4x5というあまり見ないインブリードがされてますし、そこがどう出るかを楽しむのも良いんじゃないかと考えてます。グレイゾブリン(ナスルーラ)が活性化されると面白くなります。牝系にブラッシンググルームも隠れてますし。

出資理由その2 馬体
馬体は。。。小さいです。ブロードハーストよりさらに一回り小さいですね。仮に大きくならなかったら相当厳しいですね。。。
ただ、なんか雰囲気があるんですよ。トモの筋肉や胸前も良い感じですし、歩様もしっかりしてます。ただ、根拠がありませんがなんか良いオーラを出してます。多分気のせいでしょうけど。
2月生まれではありますが、血統的にも3歳からかなぁ、とは思ってます。
2歳の間は出走しつつ体が大きくなっていけばそれで問題無いんじゃないかなと考えてます。
ってことで出資理由に挙げましたが、結論「なんとなく」です。

厩舎・その他
トーキーと同じく佐々木厩舎ではありますが、先に挙げたように本格化はまだ先な気もするので2歳での活躍は可能性としては低い気もします。現3歳のブエラフェルテのように2歳で経験値を積んで転厩後に花開く結果になるかもしれません。
私個人の希望としては、3歳シーズンも引き続き門別で走ってもらえたらなとは思ってます。

以上、こういう記事をアップすると「にわか伯楽」とか馬鹿にされるでしょうが(知識無いし事実そうですが、何か?)、今回出資馬を決めた根拠についてつらつらと書いてみました。
正直、血統マニアの牧場長が徹夜で考えた配合が悪いわけが無いですからね、前提として。素人の私が良し悪しなんて分かるわけないです。単に見て「面白いか?」だけですね。そういう意味で王道でなくて攻めた血統が好きなのかも。

本当は違う記事を書こうと思ってましたが、何となく旬な話題に乗っかってみました。

ではまた。読んで頂きありがとうございます。

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