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よくあるトラブル Vol6

オーバーヒート

nigoです。

この言葉よく昔は耳にしました。いまいまでは全くと言っていいほど聞きませんね!

それだけ、車の性能はよくなったということでしょうか?


車はさまざまな精密な部品で構成されているため、何かしらのトラブルが起きることがあります。

今回紹介するオーバーヒートは、車のエンジンの故障の中でも、けっこう発生率が高いてす。


オーバーヒートとは、エンジン本体が熱くなりすぎた状態のことです。


ガソリン車の場合は

車のエンジンは、内部で空気とガソリンの混合気を爆発・燃焼させて動力を作り出しています。


そのため非常に高温となるのですが、内部機器を保護するための冷却作業も同時に行われています。

エンジンの温度が上がりすぎると、異常を来すのが冷却水です。冷却水が熱くなってしまい、

冷却作用が上手く行われません。エンジンの熱量が冷却性能を超えてしまったときに起きるエンジンの

トラブルをオーバーヒートといいます。


オーバーヒートの症状としては、一番兆候がわかりやすいのが、冷却水の温度を示す水温計の異常です。

水温計は多くの場合、スピードメーターなどの近くに「H」や「C」、「℃」などの文字で表示されています。

エンジンをかけ、エンジンが温まってくると、通常水温計の針は「C」と「H」の中間あたりを示します。

その水温計の針が「H」に近づくほど、水温が高くなっていて、エンジンがオーバーヒートしている可能性が

あるということです。


水温計が付いていない車の場合は、水温警告灯が点灯もしくは点滅しているかどうかを確認するといいでしょう。


車のボンネットから煙がでてきたら、もう結構深刻な状態かもしれません!


オーバーヒートの原因として


・冷却水の漏れ・不足

・ウォーターポンプの不具合

・エンジンオイルの不足、不具合

・冷却水やエンジンオイルの劣化

・高負荷・高回転での低速・長時間走行

などあります。

そこで、車がオーバーヒートしたときにとるべき対処法として


このようにオーバーヒートとは、エンジンの熱量が冷却性能を超えてしまったときに起きるエンジンのトラブルです。

ドライバーにとっては不測の事態ですので、どうしたら良いかすぐには判断できないかもしれません。

まずは焦らないこと。それが最重要です。パニックになって交差点や車道の中央などで停止してしまうと、

二次的な被害を発生させる原因となりかねません。落ち着きを持って以下のような対応をしてください。


①安全な場所に停車する

 周囲の安全を確認して、十分な幅のある路肩や道路脇、高速道路ならば待避所など他の車の走行の邪魔

 にならない場所に停車します。


②エンジンを止め、ボンネットを開ける

 この場合は、冷却水がもれてファンが回ってない場合です。ファンがまわっているのであれは、

 エンジンはすぐに止めないで、冷却水、エンジンオイルの循環でエンジンを冷やす必要があります。


③十分に時間をかけて車を冷やし、様子を見る

 オーバーヒート時には、エンジンだけでなくラジエーターや冷却水の通り道であるホースも異常な高温になります。

 すぐには温度が下がりませんので、ボンネットを開けたまましばらく放置してください。冷却水のリザーバータンク

 やラジエーターのキャップは絶対に外さないでください。

 十分に温度が下がっていない場合、100度を超える冷却水が噴水のように吹き出し、大火傷を負う危険性があります。


④症状が酷い、回復しない場合はロードサービスなどを依頼する

 オーバーヒートの程度によっては、再度エンジンを始動することもできますが、オーバーヒートは複数の要因に

 よって発生していることもあります。

 できればロードサービスなどに救援を依頼し、修理工場でオーバーヒートの原因を調べ、修理してもらいましょう。


このオーバーヒートのトラブルは、特に水、オイルの点検を怠らなければ防げると思います。

出かける前は頭の片隅にでも置いといてください!

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