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雑にするとこしないとこ

職場で一仕事終えた後、会場のゴミ集め。ごみ缶を空けて、ゴミが入っていたら袋を変える作業。
ゴミ袋を二、三枚、ポッケに詰め込んでその作業を始めようとした。

そのとき、すれ違った職場の人に「ゴミ袋の入れ方笑笑 雑笑笑」と一言。

たしかに雑に丸めてポッケに突っ込んでいたけど、なにがおかしいのだろう。雑だっていいじゃない。だってゴミ袋。ゴミ入れるのにすぐ使うんだったら、綺麗に丸めるところに労力を使いたくない、というのが私の考え。

丁寧にした方がいいときは丁寧にする。けれど、何事も丁寧にすれば良い、しなくちゃいけない、ってことは無いと思う。
雑でもいいところは雑でいいと思う。労力をかけるところを選んだほうが疲れない。

「雑笑笑」と発言するところの心理はなんだ?
雑、だから「何」。雑だから直しな、なのか、雑に入れているところがあなたらしくて良いね、なのか。
雑、の先にあるものは何だ。

一言でここまで考えてしまう。そういう心理の見えない無責任な一言や質問をしてくる人間はニガテだ。
けれど、言葉ってそういうもんだと思うのだ。人に言うって、人に伝えるって伝えることで何か相手に考えてほしいから。感情を受け取ってほしいから。そういうことだと思う。
だからわたしはこれからもゴミ袋は雑に丸めてポッケにいれる。