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討論すること。批判的に見る目を持つということ。

 今日、政治のことについて、日頃信頼している人が意見していて、ちょっと違うぞ、と思って、思い切って返信してみた。そうしたら、こういう意見をくれてすごく嬉しい、ありがとうと言ってくれた。

 人に自分の言葉で意見するって言うこと、わたしは好きだし、好きというより、とても必要なことなのだけれど、自分の言葉で意見をするっていうことは、人の意見や話を聞いて、自分で考えて、自分の持っている言葉で文を組み立てて表現すること。これはなかなか難しいし、それを相手や周りに伝えることはかなり勇気がいる。私も議論したい気持ちがあるものの、意見を言う時とっても緊張するし、勇気をかなり振り絞る。
 けれど勇気をふりしぼって本当によかったと、今日の出来事で思った。自分が勉強不足だからって、じゃあ何も言わない、っていうのはすごくもったいないし、言わなかったら何も生まれない。声にだすことで、それは違うよ、と言ってくれる人が現れたり、そうやって人は学んでいくんだと思う。
 批判するのは気分も悪くなるし、そんなのやめて平和に生きよう、っていうような人がこの国には多いと感じているが、そんなことをしていたら何も生まれないし、自分が生きていく社会の仕組みや環境がどうであっても良いのか。疑問に思ってしょうがない。これぞ「転石苔むさず」である。