永遠なんてないとわかっていても
今日から仕事はじめです。
2024年は元旦から、あまりにもたくさんの心を痛めるニュースが多すぎました。家を設計している人間としては、地震の被害が大きい状況は、本当に自分の無力さを痛感せざるをえません。
耐震設計といくら言っても、木造建築である以上、津波や土砂災害の前にはひとたまりもありません。家が完成した瞬間のあの晴れやかな気持ちを思うと、まさかこんな未来が待っていたなんて思いもしなかったことだと。
本当はわかってるんです。
人間の命だって有限だし、家族は成長して今のままじゃいられないし、どんな建物だっていつか形を失う日が来るってこと。
でも、なんでか「この毎日は永遠に続いていく」って錯覚してしまうんですよね。
今朝のニュース。傾いたままのところへ雪が積もって、見えなくなりそうな家達を見て、いたたまれない気持ちになってしまいました。なんか、もう全て「元からなかった」みたいなことになりそうで怖くて。
今、自分にできることは何かあるかな。
義援金を送ること
これはすぐにでもできる。
建築士としてできることはあるかな。
被災建築物応急危険度判定士の登録
今は子どもも小さいし、すぐに手を上げることはできないけど、子どもの手が離れた未来には行けるかもしれない。登録するだけでなく、歳をとっても健康で動けるからだも必要ですよね。
自分にできること。
2024年が悲しいニュースだけで終わらないよう、こっから。
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