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私が願ったんだよなぁ

先日、夫とある小さなお寺へ向かっていました。

その日は法要がある日で、

お寺近くのバス停から、同じところへ向かうと
思わしき人達がゾロゾロと向かっています。

だけど夫のスマホには、皆さんの進む方向とは、全然違う道が示されています。

地図を見直すと、皆さんの行かれてる道の方が良さそう。。

最後のへんがごちゃごちゃしてて、地図では見えないけど、絶対こっちじゃない⁇

夫は、俺はこっちへ行く!とみなさんとちがう方向へ。

えっ(・_・;   違うくない?

私キョロキョロしながらも、着いていく。

歩き始めて5分。

絶対地元民しか通らないような、急勾配の細い小道が続きます。

どんどん狭くなる。どんどん登りになる。

いやぁ…絶対違うよね。。

だけど、夫はグイグイ行くわけですよ。

道は途中から山登りのようになり、

アスファルトでなくなったり

階段を登ったりおりたり。。

道というか小道、いや山登りです、、

バス停から皆さんと同じように行かなかったから、山をのぼり、横切って、上から行く道みたいなの。

それをねぇ、もうどんどんと行くわけです。

中々の急勾配で、私は必死でついていきます。

置いてきぼりの勢いで、ガツガツ登り、ガツガツ降りて進んでいきます。

もっと、きついとこあったんだけど…
写真も撮れないぐらい

その後ろ姿を見ながら、私は笑けてきました。

そう、私の夫はこんな人です。

間違っていようと、茨の道だろうと、

ちょっと違うと思うよと言おうと、

我が道を止まらずに行くのです。

それで結局、違うルートから行くのに、正道ルートと同じ所に辿り着きます。

そういう頑固者だと、わかっていて好きになったのは私。

それでも一緒にいたいと選んだのだから仕方ない。

この人に着いていくと決めたのは私なんだよなぁ。。

長く一緒にいると、ついつい忘れて意見しちゃうけど、

間違っているよと早道を押し付けたくなるけど。

お寺の裏側に着いてしまって、入れないとかないよね…
なんて恐れてついていきましたが、

無事到着しました。

帰りは皆さんと同じルートで、何なく帰り。。

夫は地図がまだまだやな!なんて言っていましたが笑

そうなのよ!みんなそれを踏まえて使ってんのよという言葉をグッとこらえました 笑

私は人生の縮図を見たような1日でした。

あなたの中の

大切な方への不満、変わって欲しい事

お相手の本質かもね!

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