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脳内廃棄物

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2015年3月の記事一覧

脳内廃棄物19

僕は時を止められる

時よ、とまれ

そう願うだけで止められる

そして、僕は今、時を止めた

君がとても綺麗な笑顔を見せてくれたから

君が死んでしまう前に

幸せそうに笑ったから

時が動けば、君が動かなくなってしまうから

時を止めた

僕は永遠の孤独の中で君の笑顔を見つめている。

君がいない世界に居たくないから

時を止めて

世界を止めて

君を止めた

世界に反旗を翻し

世界を棄て

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脳内廃棄物18

繋いだ手を離さない

口も眼も

嘘をついてしまうから

この手は離さない

離してしまえば

どうやって

君を見つけたらいいのか

分からなくなってしまうから

強く握ってくれないか

僕も君の手をつかんだ

この手を離さない

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脳内廃棄物17

死ぬことが怖い

考えるだけで眠れない

お腹がぞわぞわする

普段は忘れていて

明日は何をしようか

何が必要か考える

でも時おり、死を考える

なぜ怖いのか考える

自分が自分でなくなるのが怖いんだ

そんなことを考えてまた眠れない。

天井を見てふと思う。

息を吸うことが美味しく感じられる。

死が怖いから空気が美味しいんだ。

だから眠れないんだ。

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脳内廃棄物16

つまらない朝が来て、
つまらない人たちと、
つまらない話をして、
つまらない仕事をして、
つまらないことで、
怒られたり、
誉められたり、
怒ったり、
誉めたり、
つまらない家に帰り、
つまらないテレビを見る。
つまらないだけの毎日をおくる。
でも
すべてがつまらないのであれば毎日はつまらないのではなく、普通の毎日である。
つまり、
つまらない=普通なのだ。
だから私の人生は普通だ。
普通で
普通

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