電気銅相場改定2023.2.22 2月最終

電気銅建値改定

本日、電気銅・電気亜鉛・ダライ粉価格が改定されました。
電気銅   1290円/kg   (+30円) 2/22
電気亜鉛  466円/kg   (+3円) 2/22
N社ダライ粉  919円/kg (+20円) 2/22

海外市況(2/21)
外国為替レートUSD/JPN TTS  135.32円/ドル
LME銅、現物 9103.5ドル/t  +88.5ドル/t
      先物 9159.5ドル/t  +34.5ドル/t
銅在庫  65225トン -275トン前日比
NY銅、先物     423.45セント/t  +12.05セント
LME銅建値計算トン   127.4万円(現物)
NY銅相場建値計算トン    130.3万円(先物)

為替

米利上げ長期化予想でドル・円は一時135円23銭 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円66銭から135円23銭まで上昇し、134円98銭で引けた。
米2月製造業PMI速報値が予想を上回ったほか、同月サービス業PMI速報値が活動拡大域となる50台を回復したため、米国経済が景気後退を免れ、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが一段と長期化するとの見通しが強まり金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。
その後、米1月中古住宅販売件数が前月から予想外の減少となったためドルは伸び悩んだ。

株式

米国株式市場は下落、主要小売り決算や金利上昇を嫌気 ダウ平均は697.10ドル安の33,129.59ドル、ナスダックは294.97ポイント安の11,492.30で取引を終了した。
主要小売企業の決算で需要鈍化見通しが嫌気され下落スタート。
2月製造業・サービス業PMIが予想以上の伸びとなったため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化観測が強まり、年初来の水準まで上昇した長期金利がさらなる売り圧力となった。
主要株価指数は終日軟調で、引けまでげ下げ幅を広げる展開となった。
セクター別では、自動車・自動車部品、小売りの下げが特に目立った。

米原油先物

弱含みで76.36ドル、米長期金利の上昇などを嫌気 NY原油先物4月限は弱含み。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比-0.19ドルの76.36ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは75.90ドル-77.63ドル。
ロンドン市場で77.63ドルまで買われたが、米長期金利の上昇や株安を嫌気した売りが次第に強まり、通常取引終了後の時間外取引で一時75.90ドルまで下落。

NY金先物

弱含みで1842.50ドル、米長期金利上昇やドル高を意識した売りが入る NY金先物4月限は弱含み。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前営業日比-7.70ドルの1842.50ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1839.00ドル-1853.50ドル。
ロンドン市場で1839.00ドルまで売られたが、米国市場の序盤に株安を受けた買いが強まり、1853.50ドルまで買われた。
ただ、米長期金利の上昇やドル高を意識した売りが強まり、米国市場の後半にかけて1840.60ドルまで反落。

所感

JX金属は23日から26日まで休みの為、2月の国内電気銅建値は今日の発表までとなります(原則)。
市況としては、米国の景気後退懸念が後退したため、利上げ長期化を嫌気した相場状況となっております。
商品相場の銅へ投機が入っており、足元海外先物銅相場は9100ドルを超えてきております。
このところ安定して上昇しておりますが、9500ドルを超えてくることは考えにくく、9300ドル近辺で投機的な売りが入ると思います。
なぜかとういうと、統計的には1月2月は高値が付きやすく、7~8月で調整し9月~12月で価格が下げる展開になりやすいようです。
過去のデータから80%くらいの信ぴょう性があるようです。

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