映画の中の仲&報告

昨夜、「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」、「レッド・ドラゴン」の三部作を半日かけて観ていた。主人公クラリス・M・スターリングとハンニバル・レクター博士の関係は言葉にできないほど複雑で、特殊で、自分が生きているあいだに彼らと同じような関係性を持つ人が現れるのかどうかと考えてみたりした。

最初に公開された「羊たちの沈黙」で、レクター博士は既に逮捕され、牢獄に拘束されている。その牢獄でのクラリスとのやりとりが第一部。これはトーマス・ハリスの原作で文庫本でも読んだ。その後、施設の警備員に変装したレクター博士が何年後かのフィレンツェに表れ、クラリスとの再会を果たすのが第二部の「ハンニバル」、それから最後に公開されたのが「レッド・ドラゴン」で、この人を食うというレクター博士がどのような人物にどのように摑まったかというところから始まる。時系列で並べれば「レッド・ドラゴン」、「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」となる。

レクター博士が連続殺人の犯人であることを見抜いたFBI捜査官グレアムのことを、芸術の領域に達する想像力だとレクター博士は評した。しかしグレアム本人にとっては厄介な才能だと。レクター博士は言う。「自分が憎み、嫌悪する人間に対する想像力の代償は恐怖だ」。決して幸せな気分にはならないものの、私はこの言葉が嫌いではない。

今日はここでこの三部作の話がしたかったわけではない。私の大好きな俳優であり、デ・ニーロ以来のカメレオン俳優と謳われる(最近はあまり目にすることがないが)エドワード・ノートン演じるグレアム、その彼の妻の名が「モリー」であったことがなんとなく嬉しかったのだ。もちろん「モリー」は私のアカウント名で、「グレアム」も彼の役名だ。映画の中とは言え、役名とアカウント名で夫婦を演じている。ただこの映画は連続殺人犯のヒントを与えるレクター対グレアムを軸にしたストーリーなので、妻モリーの出番は少なく、彼の声で「モリー」と呼ぶのはわずか数回だけ。でももっと何か言ってほしくなってしまう気持ちは否めない。

モリーと言えば、今Twitterアカウントの「モリー」、つまり自分のアカウントにログインできない状態が続いている。登録されたメールアドレスで別のアカウントが存在するらしい。以前にアカウントが乗っ取られたことがあり、そのときはTwitterから通知が来た。が、今回はその旨の通知はなかった。ここ何日もヘルプセンターとやり取りをしながら解決を急いでいるが、なにぶん短期間に色々なことが起こり、活動が停滞していた時期でのこともあり、よく覚えていないのだ。センターに別アカウント名(ユーザー名)を教えてもらい、パスワードも分からないままメールアドレスを入力したらなぜかログインできた。ログインしたものの自分にこのアカウントを使用する動機もなく、不要なアカウントなので自分の手によってすぐに削除した。それにしてもわざわざパスワードやユーザー名を自分で設定した記憶がない。自分とヘルプセンターのメール内容もチグハグで、「モリー」というアカウント(@ユーザー名)は自分自身が作成したものであることを写真付きで証明するものをセンターの指示通りに送信したというのになかなか拉致が開かない。Twitter上に「モリー」(及びユーザー名)は存在しないことになっている(別のアカウントからは見えるが本人は手が出せないという最悪の環境)

いずれにしても、先日日曜日に削除したアカウントに登録されていたメールアドレスは30日間データが保存されるので、削除して以降、本来の自分のアカウントに再度ログインできるのは約一か月後と考えている。やれやれ。いくつもメールアドレスやアカウントを作って混乱したり管理が煩雑になるのは避けたいのでネット上は極力シンプルにしているつもりなのになぜかこんなことが起こってしまった。

モリーとMollyを追ってくださっている方々、まともな報告ができずに申し訳ありません。こちらのnoteは問題なく作業できるので今後も続けていく予定です。よろしくお願いします。

#雑記 #羊たちの沈黙 #ハンニバル #レッド・ドラゴン

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