ひまだから、娘の絵に解説をつけていく。
我が家の5歳の画伯と一緒に絵を描いたのが楽しかったので、
彼女の作品に勝手に解説をつけてみた。
反復自己の証明である手形が欠けた「未完の自己」という、彼女を象徴するモチーフをシンプルで力強く真ん中に置いて再定義した作品。絵の中に描かれる「反復」と彼女がこの先もなんども描着続けるモチーフの「反復」は、繰り返しの中で緩やかな変化を遂げていく。かの有名な評論家ダレ・ヤネンが「彼女の最終到達点にして、スタートライン」と評したのも頷ける作品だ。
山・習作タイトルにもある通り、後に