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子供の自慢話は酒の肴にならん

笑う一日、跳ねる一日にしたいのだよ


なじみの立ち呑み屋さんで、3回ほど居合わせたことがある同世代のおじさん。今まではひと言ふた言ちょっと言葉を交わすくらいでいい距離感を保ってくれてたのに、昨日は私も一人だったからか、そのおじさんがスマホの写真を見せてきた。

「娘の大学卒業式だったんです」
   袴姿の品のいいお嬢さん。
「おめでとうございます。べっぴんさんですね」

『そこで止まって!』と念じたのに、
まだ続けてしゃべってくるよ・・・

私がなんでも聞く菩薩の顔でもしてたんかな。
お店のスタッフさんも途中で察して「もうそれ以上は〜」と制止ぎみに笑って言ってくれたのに、おじさんの「ひとり娘自慢 独演会」は止まらない。

小さい頃からの夢で英語を学び
高校はトップクラスに進学、
大学で留学生に選ばれ
首席で卒業、
空港勤務になりました〜
(・・・ドヤ!)
娘さんの手料理の写真まで見せられて
その後も止まらないご立派エピソード。


「すごいですね〜、わあ〜本当ですか?」
同じあいづちを続けなければならない私。


私の酒は何もおいしくならんのやけど?!

どうしてくれんのさ、疲れたわ

ふぅ・・・・

お酒の席で見ず知らずの人に子供の自慢話は、意識して自粛するのがいいですね。誰が喜んで聞けますかね?許されるのは赤ちゃんまで。赤ちゃんの存在は無条件に私を幸せにしますから。子供のおもしろいネタとか、あるいは悩みや心配事ならまだ聞けるんだけど・・・。

自慢したけりゃ「聞く道のプロ」のスナックのママに言ってください。もっと上手なあいづちして共に喜んでくれて、あなたを満足させてくれると思いますよ。

  私はママじゃない。
  客やで!

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