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バカリズムライブ「信用」見てきた。

バカリズムライブ「信用」

見てきました。すごい面白かったです。
バカリズムライブを見に行くと、なんだか自分もセンスが良いような気分になれるので人類はみな見に行ったほうがいいです。

今回は3年ぶりの有観客開催でした。
配信ではなく、『生』で見ることの大切さをとても感じました。

ムネがドッキドキの開演前

開演前の緊張感

バカリズムライブは結構な期待感が高まっている所から始まります。

バカリズムライブに来るような人は『お笑い通ぶりたい』人たちの集まりです。

「さぁどんなお笑いを見せてくれるんですか。」
と鼻息を荒くした自称“コアなお笑いオタク“の人たちが、センス良さげな開演前のSEを聞きながら舞台上を見つめている中、バカリズムライブは開演します。

ライブは必ず開演直前に『ケータイの電源は切るかマナーモードにして下さい。』といった注意事項がアナウンスで流れるのですが、バカリズムライブではその時にすでにお客さんが静かになってるんです。そんな公演は僕はあんまり見たことありません。

めちゃくちゃ緊張感がある公演だと思います。客でありながら「バカリズムは緊張しないのかなぁ」とか思っちゃいます。

そんな開演前の雰囲気を久しぶりに感じて、やっぱりお笑いは生で見るのが一番いいなぁとより一層感じました。

そんな空気の中で始まったライブの導入のネタがめちゃくちゃ面白かったです。

ネタを見ている間は普通に笑っていたのですが、思い返してみるとこれも生で見ているからこそより笑える内容でした。

見てない人は見てください

『罵倒』の天才

バカリズムが罵倒する時の切り口と語彙の豊富さがヤバかったです。狂気を感じました。はっきり言って頭おかしいです。

登場人物が別の登場人物を論理的に詰めていく場面がいくつかあったのですが、途中からネタの本筋よりも相手の矛盾点をあらゆるアプローチで突いていく方に笑いが集中していって、それがめちゃくちゃ面白かったです。

パワポのスライドみたいなやつで紙芝居的にストーリーが進んでいく形式だったのですが、明らかに本筋に対して多すぎる量のスライドが使用されており、しつこいくらいに相手を詰めていくのが狂気的でそれがさらに大きな笑いを生んでいました。

バカリズムって毒舌キャラとしてはそれほど浸透してない気がしますが、『普通泣いたらやめるけど、おれはやめない。』という名言があるようにかなりのドSっぷりで、相手を罵倒する時の徹底的な詰め方は常軌を逸しています。そんな所が好きな人は見たほうがいいです。

あと、「バカリズムに罵倒されたい。」みたいなキショい性癖のあるイタいファンにもウケそうなネタだなとも思いました。

さいごに

やっぱり生で見るお笑いは最高だなと思いました。
お笑いにおいて『バカバカしさ』が結構大事だと思っていて、生で見ると『バカバカしさ』がよりダイレクトに感じられるのがいいと思っています。

また、終演後にゴッドタンの佐久間さんが感想をインスタに投稿していて、時間的に自分と同じ回で見ていたっぽくてテンションが上がりました。もっと周りのお客さんを確認しておけばよかったと思いました。

あと、一緒に行った友達と会場の草月ホールの近くにある神宮球場に行って野球観戦もしました。
野球に全然興味はなく、選手の名前もほとんど知らない状態でしたが、球場のお祭りのような雰囲気を感じながら飲むお酒は最高でした。

球場で飲む酒バカうまい の図

ネタも一番いい環境で見れて、開演前の雰囲気や終演後の色んな楽しみも味わえてとても楽しかったです。
バカリズムさんこんな楽しませてくれてありがとうございます!

※2022.4.23の公演の記事です。
記事を書くのがすこぶる遅いので時差があります。

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