見出し画像

同じにおい

 世の中にはどうやらハッキリさせてはいけない事柄があるようです。それはあるタンパク質の塊が意図的にタンパク質のマントで隠しているかの如く、第3のタンパク質には触れないようにしています。ハッキリするとまずいらしいのです。そのまずさとはいったい何なのでしょうか?タンパク質の塊が作り出しているものですのでそれはタンパク質でできているに違いありません。
 形而上のタンパク質は、40%のタンパク質で出来ている体の2%しかない臓器、つまり脳で理解できます。その理解のために音声という画期的なタンパク質を作り出しました。この音声は月日と共に言葉という新しいタンパク質となりました。酵素の働きもあるでしょう。酵素もタンパク質です。形而上の事柄は形而下のタンパク質にはなかなか難しい面もありますが、そこはタンパク質の塊が作り出したタンパク質ワールドですので完全理解しなくとも意外と上手くいっています。
 地球に存在するタンパク質の塊。それが姿形を見せないタンパク質ワールドを作ります。その中では、音声から発達した、ある意味、遺伝子レベルで変化を生じた言語となりました。言語ゲノムはおそらく32億塩基対出てきていると思われます。理由はタンパク質の塊が作り出したものだからです。ヒトも32億です。その中のタンパク質を作る部分を言語遺伝子と呼んでしまいましょう。
 日々、言語は自然淘汰されています。作り出されては消えています。これは「ゆく川の流れは絶えずして」と同じです。似ているのには理由があります。タンパク質の脳内で作り出されたタンパク質音声だからです。これもヒトと同じように有限内生物と言えるでしょう。
 私は無限の可能性の言い換えが好きです。有限内生物が認識できない数を無限と言っているに過ぎません。つまり、脳には限界があります。有限内生物が認識できないほどの可能性、カウントが億劫になる程の数、これが無限の正体です。
 タンパク質の塊は度々将来の夢を夢みます。これも、きっとタンパク質で出来ていると思います。夢の世界は、夢ですので脂質でできている夢を見てみてもよろしいでしょうか?

バナナを購入したいと思います。メロンも食べてみたいです。