チンパンジー③④ (旧石器時代)

チンパンジーは道具(槍)を作って狩猟をします。特にメスと子供ですが、木の枝の先端を噛んで鋭くし、この自前の道具(槍)で小型のサルなどを狩ります。チンパンジーの握力は80㎏~500㎏(平均して300kg)と言われていますので、このパワーと道具(槍)の使用で攻撃力はかなり高くなります。小型のサルなんかは抵抗できないでしょう。鬼に金棒が「チンパンに槍」と類似表現が登場しそうです。意味は何でしょうか。狩猟に行きます。

チンパンジーの行動として「動物なのに」と感じられる内容があります。森で火災が起こった際に、本能的に逃げることは直感的に分かることですが、さらにプラスして火の広がり具合、つまり火の方向を見るのです。後先考えずに逃げると思いきや、人間と同じく自分に被るであろう被害を最小限に抑えることを考えているのです。その他、乾燥地帯にいるチンパンジーは暑さを避けるために洞窟に入ります。チンパンジーの避暑地です。いずれ洞窟に住み着いて、cavechimpanzee(洞窟チンパンジー)が新種として図鑑などに登場したら面白いと思います。絵を描き始め、次第に文字へと発達させていく。そしてコミュニティーの規模が次第に大きくなり、人間の脳が把握できる150人規模の域まで到達する。チンパンジーの世界では旧石器時代は到達していますので、新石器時代へと移行、つまり縄文時代、弥生時代、古墳時代と続けば面白そうです。チンパン土器なんかは人間界では高値の取引が横行しそうです。やや違いますが、香水の基である竜涎香(マッコウクジラの糞)は高値で取引されています。人間は違う生物の「物」を利用しますので、チンパン土器は流行りそうです。国物、唐物、高麗物、チンパン物。鑑定士がどう値をつけるのか楽しみです。

チンパンジーの偶像崇拝・・・。想像の話はこれまでにします。

バナナを購入したいと思います。メロンも食べてみたいです。